春の前触れ・その3

07030501我が家の隣の雑木林です。
冬枯れのように見える雑木林にも春の前触れが見られます。
一面に積もった落ち葉のそこここに小さな緑の草が顔を出し始めています。
陽射しも暖かさを増してきたようです。

この雑木林に野鳥の声が大きく響くようになると本当の春がやってきます。
これからの時期、雑木林を散策するのが楽しみです。
雑木林の良さは、その植生の多様さと言われます。つまりそれだけ色々な命を育む力があるという事。
植林された単一樹種の森林ではそうはいきませんからね。

それともう一つ、雑木林の維持には人の力が必要ということです。
下草刈りや枯れ枝の整理など、適度に人の手を入れていないと林はすぐに荒れてしまいます。
きれいな良い雑木林があるということは、そこに必ずその雑木林を大切にする人間の気持ちがあるということです。
そんな雑木林を時々歩かせて貰って、写真を撮ったり、陽射しや風を感じたり・・・そんなことが出来るこの地の暮らしは何物にも代え難いですね。

さて、今週の「北杜市アルファブログ “Hokuto In Our Time”」のテーマは「2040年北杜市の風景」です。
このところ「過去」と言うか「思い出」と言うか、そんなテーマが続いていました。今回は33年後の「近未来」を各ブロガーがどう書くかが焦点ですね。
私担当の火曜アルファは「2040年・私はここに居ます」と題してアップしました。どうぞご覧ください。

“春の前触れ・その3” への7件の返信

  1. 冬に葉の落ちる雑木林は良いですね。
    枯れ葉の上を歩くのも気持ちが良いし。
    濡れていると滑って危ないけれど、
    下草が無いから歩きやすい。
    虫もいないし。
    春を見つけに歩き回るのが楽しそう。

  2. この写真、いいですね。 *^^*
    こういう風景好きです。
    そういえば、ペンションの部屋から雑木林が見えたのを思い出しました。
    新緑もよし、深緑もよし、紅葉の季節もよし、
    葉っぱが散ってもよし、雪が積もってもよし、
    季節ごとに木はそれぞれいい味を出してくれますね。 ^^
    自然ってすごいな〜と思いつつも、
    それを守ってる人たちがちゃんといるからこそなのですね。

  3. exifさん、いらっしゃい。
    雑木林を歩いていると、知らずに時間がたってしまいます。
    結構な距離を歩いてしまうこともあるし、あまり歩かずにゆっくり佇んでいることもあります。
    どちらも良いものですよね。

  4. ちょこわさん、いらっしゃい。
    仰るとおり、どんな季節でもその時その時の良さがありますね。
    完全に人の手がつかないワイルドな自然も、それは素晴らしいです。
    地球規模の環境を考えたら絶対に必要なものですからね。
    でも、適度に人が関わり手入れをしている里山の自然も大切です。
    きれいな雑木林がある環境をいつまでも残したいですね。

  5. 2040年・私はここに居ます

    大変申し訳ないのですが、2040年には既に北杜市はなくなっています。
    いや、日本が沈没するとか、北からテポドンが来るとか、そんなことを言うつもりはありません。
    例によって合併ですよ。北杜市誕生の時に暗躍した人たちによると、行く行くは韮崎市と合併して峡北市また…….

  6. 今晩は、お邪魔致します。
    枯れ葉の間から顔を出した緑を踏まない様に、、、。
    そんなささやかな気配りが写真からも見えるようです。
    それにしても、“森”が人を拒む空気を持つのとは
    対照的に“里山の雑木林”が人なつこい空気を持って
    いるのは雑木林が人の手を失ったら生きて行けないからなのか、
    と妙に納得してしまいました。
    …最も、自分個人は無神論者というか、無宗教人間というか、
    多分にバチあたり(滝汗)な種類に属しそうな気がしていますが/苦笑。

  7. warabieさん、いらっしゃい。
    雑木林って、昔から自然と人間の付き合いの中から生まれてきたものだと思っています。
    緩衝地帯と言うか、自由国境地帯と言うか・・
    でも最近は人間が雑木林を切って、直接自然界と接する場所まで、または本来自然界の
    中に属する場所にまで入り込むようになってきたわけです。
    だから野生動物との摩擦が起きるんですよね。
    やはり雑木林は大切です。

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