春の薬用植物園・2

07042801八ヶ岳薬用植物園、春の花の2回目です。
ここは南巨摩郡増穂町にある山梨県森林総合研究所の関連施設で山梨県立です。
「薬用」と銘打っていますが、殆どの植物は何らかの薬効成分を多少は持つものです。
ここには大変多くの木や草が、名札を表示して整理されて植えられています。

写真の優しげな花は「クロミノウグイスカグラ」です。
「ハスカップ」とも呼ばれ、濃青色の実が成って食べられます。
07042802これは「アメリカザイフリボク」という変わった名前ですが「ジューンベリー」と言えばご存じの方もいるでしょう。
原産地のアメリカ北東部では6月に実が濃い赤紫色に熟すのでJune Berry(6月のベリー)と呼ばれるのだそうです。

我が家にも鉢植えが一鉢あります。→「たまにっ記: ジューンベリー
07042803「アーモンド」の花です。
この木の実のタネがアーモンドと呼ばれるナッツです。
桃に良く似た木です。花も桃に似ていますが、桃の花より大きめで派手な感じです。
07042804ちょっと変わった形の小さな花が球状に集まって咲いています。
今回のクイズはこれ・・・この木の名前を当ててください。
回答はコメント欄でどうぞ。

正解は次回の薬用植物園の記事で発表します。
今回はノーヒントです。前回がヒントで易しくなってしまったので・・まあ、ノーヒントでも今回は簡単だと思いますけれど。(笑
前回の正解は「クロモジ」です。
この木はちょっと高級な爪楊枝(ツマヨウジ)になります。
クロモジの樹皮を一面に残した楊枝を「黒文字」と呼び、お茶席でお菓子に添えて出されたりしますね。

前回の記事→「春の薬用植物園・1

“春の薬用植物園・2” への7件の返信

  1. ハスカップもジューンベリーも知っているけれど、
    花は知らなかったな〜。
    ここで見たからと言って、ほかで見てもわからないだろうけれど。
    アーモンドの花、ピンクのグラデーションが良いですね。
    クイズの花の木は和紙になるんですよね〜。
    木の股が三つに分かれている所がポイント。
    あっ、これがヒントになってしまうか。
    クロモジは正解でした〜。
    こうやってクイズにしてもらった方が憶えやすいかな。

  2. exifさん、いらっしゃい。
    実は見たことがあっても花は知らないって、割とあることですね。
    花と実が結びつかないんです。
    クイズは殆ど答えを書いてしまったようなものですが・・まあ、そういうことで・・・(笑

  3. 今回の花はわからなかったです。
    exifさんのヒント、わかりやすい!
    なるほど、三つに分かれていますね。

  4. 風路さん、いらっしゃい。
    やはりexifさんのヒントが易しすぎましたね〜(笑
    この木は多分一度見たら忘れないんじゃないかと思います。

  5. そうそう、
    exifさんのおっしゃってるように、和紙の材料だって学校で教わりましたね。
    それにしても、まんまのネーミングですよね。
    この花は香りはあるのかなあ。

  6. yannさん、いらっしゃい。
    ほんとに「そのまんま」ですね。(笑
    香りは多分殆ど無いと思います。
    写真を撮るとき近付きましたが分からなかったです。

  7. 春の薬用植物園・3

    春の薬用植物園はこの3回目で一旦終了です。今回は、この風船のような変わった花を咲かせる植物・・「アケビ」です。風船のような花と言っても、実際はこれが開いて咲くわけですから、花と言うより「つぼみ」と言った方が良いのでしょうね。…

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