我が家の周辺で、比較的よく見られるアカトンボの一種です。
青々した田圃の上をすーっと飛びながら、時々葉に止まって休んでいます。
羽の先端近くに茶色の「帯状の模様」が入るのが特徴で、こういう形に模様が入るトンボは他にいませんから、見分けはすぐに付けられます。
帯模様の前側に「縁紋」と呼ばれる鮮やかな赤い部分があるのも特徴です。
この赤い縁紋を見て、飛行機の「翼端灯」のようだと思ったのは私だけでしょうか?(笑
こちらはミヤマアカネのメスです。
メスはオスのように赤くなりませんから、まるで別のトンボのようですが、同じように帯状の模様で簡単に見分けられます。
こちらは縁紋も黄色です。
実は、オスも羽化したときはメスと同じ色なんです。
それが徐々に赤く変化してくるわけです。
名前に「ミヤマ」と付いていますが、それほどの深山幽谷に住むわけではなく、里にもたくさん居るトンボです。
私が子供のころ、この辺に遊びに来ていた頃には、ミヤマアカネが空を埋め尽くすように飛んでいたものです。
今は、その頃に比べればずいぶん少なくなりましたが、それでもまだたくさん居る方でしょう。
私にとって、懐かしい思い出のあるトンボです。
参考サイト→「ミヤマアカネ」
もうトンボの時期なんですね。
なんだか季節がとても早く過ぎ去って行くみたい。
赤とんぼという歌があるように、
昔は沢山の赤とんぼが飛び交っていたのを思い出します。
最近は1匹見ただけで「トンボだ、トンボだ!」と
言ってしまいます。
exifさん、いらっしゃい。
この辺は標高が高く気温が低いので、7月からトンボは見られます。
でも一番多いのはちょうど今ごろから後ですね。
ミヤマアカネは、この辺で一番ポピュラーなアカトンボと言っても良いかも知れません。
子供のころから、この羽の模様は見慣れています。
でもやはり、昔と比べると減っていますけれど。