17・金沢/心象風景

08022101過去ログ写真館/カラー、金沢の5回目です。
今回は心象風景という感じの写真を集めました。
まあ、場所を覚えていないだけだという事もあるかも・・・

撮影は前回と同じく1976年1月です。金沢では、兼六園を始め名所の写真を沢山撮りましたが、当たり前の写真が多く、つまらないので掲載しません。
08022102上の写真は、金沢城に入る前だったか・・名前は忘れましたが神社の拝殿に下がっていた提灯と注連飾りです。
風に揺れてブレています。

左は金沢城内の広場だったか・・手前の大木の根と奥の若木の対比が面白かったのでしょう。
地面はうっすら雪化粧です。
08022103上の提灯とは別の神社だったと思います。
名前などは覚えていませんが、朱塗りの門と、そこに掛けられた沢山の絵馬は印象に残っています。
08022104これは、多分ですが、玉泉園(西田家庭園)だったと思います。
確か、緋毛氈の所で抹茶をいただいたような記憶があります。
寒かったでしょうね。(笑
08022105これも玉泉園の中だったと思います。

取り留めのない構成になってしまいましたが、これで金沢の写真を終わります。
今までの金沢の写真はこちら→「13・金沢/卯辰山界隈」「14・金沢/尾崎神社と尾山神社」「15・金沢/市内散策」「16・金沢/武家屋敷
次回は、能登、輪島へ足を伸ばします。
朝市などの人物を中心とした写真や、日本海の風景など、写真としては金沢より面白いものが撮れたと思っています。

さて、今回初めて「コダクローム64」を使った写真が登場しています。
コダック社の「外式」と呼ばれる、カプラー(発色剤)がフィルムに塗られていない・・つまり現像液の方にある・・そういう方式のカラーポジフィルムです。
この方式は、コダクロームのシリーズが世界で唯一でした。
さて、コダクロームは発色の良さもさることながら、保存性の良さも定評がありました。
今回の5枚の内、上の2枚はエクタクロームXで、下の3枚がコダクローム64です。
たまたま発色について云々するような写真ではないのですが、エクタクロームはどうしてもカラー補正が必要でしたが、コダクロームの3枚は明るさ調整のみで済んでいます。

“17・金沢/心象風景” への4件の返信

  1. 退色性能はやはりコダクロームが良かったですか。
    私はコダクロームの渋い色合いが好きですね。
    この頃にコダクロームが発売されたんでしたよね。
    まだ普通の写真屋さんには置いて無かったような記憶が。
    そのコダクロームも一昨年で終了してしまったのは残念でした。
    どこかに残っていないかと思って、大型店を探したのですが、
    もうとっくに無くなっていました。

  2. exifさん、いらっしゃい。
    コダクロームは良いフィルムで、私も好きでした。
    値段が高かったですけどね・・(笑
    今回の写真は、たまたま暗い室内とか人工光とかで、色調を評価できるような写真じゃ
    ありませんから分かり難いですよね。(笑
    実はこの後、兼六園の中の写真が沢山あるんです。
    流石にコダクロームの色はきれいだと思わせるのですが、写真としては全く面白くない
    ものになってしまったので掲載しません。
    コダクロームはこの後も使っていますから、その内にお見せできるでしょう。

  3. こんにちは、お邪魔いたします。
    最後の写真はなんだか不思議な光景ですね、部屋の中に満月が浮かんでいるようで。
    そのつもりでの設計だったのでしょうか?
    無知を曝すようでかっこわるいですが、あの障子、開閉せずに明かりをとるためだけのものなのか、とぼんやり思っています。
    コダクロームの国内販売終了はある意味、フィルムの“終焉”を告げるものだったのかもしれません。
    アメリカではまだ販売していますので、米AMAZONで購入し米コダックへ直に現像を依頼する荒技もありますが、そこまでやる御仁は流石にいらっしゃらないでしょね/曝。

  4. warabieさん、いらっしゃい。
    通販でフィルムを入手できても、現像がアメリカへ送らないと出来ないのでは
    ちょっと手が出せないですよね。
    昔(私が現役の頃)もコダクロームは、扱っている現像所が少なかったので、
    普通の写真展に持ち込むと時間がかかりました。
    一番下の写真は、壁に丸い穴が空いていて、障子は固定だったような気がします。

コメントは受け付けていません。