中央線が長野県の富士見駅まで開通した時に作られました。
古い地方駅の雰囲気が今も残っています。
既に何度も紹介していますが、とても価値のある駅です。
駅前の道路が整備され、駅前広場も綺麗になりました。
この深い庇がいいんですよね。
駅舎は、1904(明治37)年の開業当時のものを補修しながら使い続け、今も現役です。
築108年ですから、それだけでも価値がありますね。
駅舎から直接ホームには出られません。
1枚目の写真右側にある跨線橋で2面のホームをつないでいます。
手前のホームは島式で、こちらが下り列車が通る1番線です。
ホームを下り(長坂)方向に歩いて振り返ったところです。
右から、1番線、2番線、3番線で、昔は3番線(上り)ホームの向こう側にも線路がありました。
2番線は、上下両方の列車が特急の通過待ちに利用します。
上りホームにある古いタイプの駅名票です。
最近はこのタイプも少なくなって来ましたね。
日野春駅でも、この一つしか残っていません。
開通当時は、この駅が韮崎駅から小淵沢までの間にあった唯一の駅で、七里岩台地を上ってきた蒸気機関車に水を補給する必要がありました。
そのための給水塔が、今でも駅の北側に残っています。
今回は給水塔を近くから撮影して来ましたので、次回はそれをご覧いただきましょう。
なんだか安心出来るのは昔からある仕様だからでしょうかね?
新しいと落ち着かなくて。
flipperさん、いらっしゃい。
全国どこでも、昔はこんな駅だったですからね。
この駅を知らなくても懐かしいような気がすると思います。