「リトリートの杜」と言われて分かるのは、関係者と北杜市民の一部くらいでしょう。
仕事や日常生活を離れ、自分だけの時間や人間関係に浸ってリフレッシュするという意味だそうで、北杜市では「癒しの空間」と意味づけて、暮らす感覚で地域とコミュニケーションできる滞在プランの提供を目指している。・・との事です。
2007年6月に「長期滞在型リトリートの杜宣言」がなされ、この3月末にロゴマークも決まりました。左が公募で選ばれたロゴマークです。
全国から117点も応募があったそうです。
私も応募してみましたが・・残念。(笑
話のついでに、私の応募作品をお見せしましょう。
選ばれたロゴマークとは路線が全く違いますが、デザイン的には結構いい線いってるでしょう。
シルエットは、北杜市の鳥「フクロウ」です。
ヨーロッパでは昔から知恵の象徴とされていたんですよ。
グランドベースがあった方が使いやすいかと思って作ったのがこちら。
まあ、バリエーションですね。
単に四角や丸のベースというのも面白くないので、北杜市から眺められる山々のシルエットと森の木々をカットアウトしてみました。
決定されたロゴマークはどうも使いにくそうな・・そういえば、北杜市の「市章」に何となく似ています。
さて、ロゴマークはともかくとして・・
リトリートの杜について、私は基本的に賛成なんです。
構想は間違いじゃないし、悪い事じゃありませんから・・ただ、具体的なものが見えてこない感じはあります。
JTB(昔の日本交通公社)の「ステイタス」とタイアップしたような形でしょうか・・行政からの資金もかなり出ているようですが、大半がJTBに流れているような話も聞いています。
その資金が出るのも3年だけで、その間に事業を軌道に乗せ、最低限「採算が取れる」状態に持っていかなければならないわけです。
結局、JTBに利用されてお終いって事にならなければいいんですけどね。
応募されたロゴは誰が選んだのでしょうかね?
一般の市民?それとも役所の人なのでしょうか?
そこがポイントなのでしょうかね?
くまぱぱさんの作品はなかなか良いですよ。
飛んでいるフクロウがちょっと判りづらいけれど。(^^)
下の山並みと木々のシルエットを組み合わせたのは
素晴らしいアイデア。
決まったロゴは4色で、くまぱぱさんのは1色。
色の制限は無かったのでしょうか。
今はインターネットや4色印刷が多いから
単色である必要が無いのかもしれませんね。
そういう意味で決まったロゴはカラフル感がありますね。
exifさん、いらっしゃい。
選考したのは、リトリートの杜の推進委員会だか何だかだと思います。
私のはタイプフェイスで、選ばれた作品はシンボルですから、デザインの系統が
全く違うんです。
だから、どちらが良いとか悪いとか言うのは当てはまりませんし、言いません。
カラーは確かにそうですね。
ボカシは使えないと決まっていましたが、色数の制限はありませんでした。
ここ数年の公募選考の市章はこのロゴのような、数色使いの、流線型っぽいのが多く採用されていますね。
いい悪いはわたしにはよくわかりません。(とぼかしてみる・・・)
まぁ、奈良の物議をかもしているマスコットはどうかと。あっ別次元か。(苦笑)
さて、リトリートの杜構想のお話の方は、旅行代理店1社とのタイアップなら疑問もありますよね。
せっかくなら数社でコンペしてよくよく練っていいものに仕上げてくれたらなぁなんて思いました。
かすみさん、いらっしゃい。
奈良の「ナニ」は何ですなぁ〜(笑
要は、マークなりマスコットなりを「決めよう」と思っている人たちに「確固たる
コンセプトが無い」のが一番の問題でしょうか。
リトリートの杜・・上手くいってくれれば良いのですが。