新素材のワインコルク

08092301ある外国産ワインに使われていたコルク栓です。
コルク栓と言っても本物のコルクではありません。
天然コルクに代わるものとして開発されたものです。

Nomacorc(ノマコルク)といいます。
発泡性樹脂の表面をシリコンでカバーしているそうです。
08092302普通のコルクスクリューで問題なく開栓できました。
感覚的には、天然コルクよりスムースでしたよ。

メーカーでワインを瓶詰めして栓をする訳ですが、その際に天然コルクと同じ打栓機が使えるんだそうです。
08092303コルク栓のワインと接していた面はワインの色が付いていました。
ワインの呼吸を妨げない程度の通気性があります。
しかも天然コルクより密閉性が高く、過剰な酸素の流入や微生物による汚染が防げ、ワインの漏れも無いのだそうです。
天然コルクも資源不足ですから、これは良いかも知れません。
廃棄・・ゴミとしてはどういう扱いになるのかという疑問はありますが、コルクのために森林が破壊されるよりは良いでしょう。

公式サイト(英語)→「Nomacorc – Home – Synthetic Wine Closures
日本語資料(PDF)→「ノマコルクのご紹介」 注)1.1MBあります。

“新素材のワインコルク” への4件の返信

  1. お久しぶりです。
    ワインコルクですか?確かに天然素材は、限りありますからね。
    かといって、コルク以外に良い素材って考え付かないですよね。
    でも、発泡樹脂とシリコンってのが気になりますよね。
    たとえば古紙で出来ないんでしょうかね?
    今ちょうど、八田産キウイ使用のワイン飲んでいます・・・

  2. さんちゃん、いらっしゃい。
    そう言えば久しぶりですね。(笑
    既に天然のコルクは少ないから高くなってきて、コルク片を固めた栓を使っている
    ワインメーカーも多いですよね。
    コルクスクリューをねじ込むと割れてしまったり、酷い時には栓がばらばらになって
    抜けない事もあります。
    そういう面では、このノマコルクの方が優秀です。
    古紙などで出来れば良いと思いますが、古紙を固めてコルクと同じか、それ以上の
    栓を作るために化学薬品や合成樹脂を使うなら、元も子もないですし・・
    悩ましい所ですね。

  3. こんばんは。
    発泡性樹脂のコルクですか。初めて見ました。
    もしかすると回収して再利用出来たりするんでしょうかね?
    そんなにワインをたしなむわけではないのですが、
    ほぼ毎回
    >コルクスクリューをねじ込むと割れてしまったり、酷い時には栓がばらばらになって
    抜けない事もあります。
    と、なってしまう開けるのが下手くそなクマです・・・。(爆)
    ワインオープナーが悪いのか?
    不器用なだけなのか・・・?(泣)
    (といいながら、コルク栓じゃないワインの方が多いですけどね。<(^^)

  4. くまごろーさん、いらっしゃい。
    ワインを横にしてコルクが少し湿っていれば、普通のコルクスクリューで簡単に
    栓が抜ける・・というのが昔からの定説です。
    でも、質の悪いコルクは、ワインが染み込みすぎてグズグズになってしまったり、
    逆に乾燥しすぎて硬くなってしまったり・・
    そりゃあ、くまごろーさんでなくたって、上手に抜けません。(笑
    最近は、質の良い天然コルクが少なくなってきているんだと思います。
    金属のキャップも手軽で良いと思いますが、雰囲気はちょっとね。

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