前回の続きです。
小淵沢駅に到着し、乗客を降ろした「さわやか八ヶ岳高原号」です。
一旦本線上に引き上げ、側線に入線してきます。
ホームには他の列車が到着するので場所を空けるためです。
昔、SLの給水塔や転車台があった辺りです。
この場所で復路（下り）の発車時刻まで待機します。
この待避線には架線が張られていて、電車も入れるようになっています。
待機中はエンジンは停止しています。
それでも、待機電源などで少しずつバッテリー電力を消費します。
バッテリー電力が一定レベル以下になると自動的にエンジンがかかり発電、充電されます。
これは車止めです。
要するに、車両が勝手に動き出さないようにするものです。
普段は車内に積んであり、必要な時に乗務員が設置します。
列車が入って来ました。
観光シーズンの土日休日に運行されている「八ヶ岳高原列車」です。
この列車は、小淵沢ー野辺山間を1日に4往復しています。
オフシーズンに比べて、この季節の土日は随分列車が多いような気がします。
とは言っても、1時間に2本程度・・しかも日中に限りますが・・
次回は小淵沢駅に発着する中央線の列車をご覧頂きましょう。