鉄道文化むらのD51 96

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碓氷峠鉄道文化むらのD51形蒸気機関車です。
標準型と少し違ってヘッドライトと煙突の間に給水温め器がありません。

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初期型または半流線型と呼ばれるタイプです。
給水温め器は煙突の後ろに置かれ、煙突までドームが延長されています。

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このドームの形から「ナメクジ」の愛称があります。
まあ、あまりありがたくない名前ですけれど。

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屋外展示のため痛みはありますが、やたらゴテゴテと塗装を重ねていないので、現役時代の外見に近いものがあります。

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反対(左)側の動輪です。どちらもバランスウエイトの位置でわかりますが、ちゃんと定位で止められています。

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普通のD51はヘッドライトの後ろに横長のタンク(給水温め器)があり「オデコに一の字を載せている」から「デコイチ」の愛称が付いたのです。

「D51」だから「デゴイチ」と思っている人が多いです。
自然発生的に生まれた愛称なので、どちらも間違いではないですが「デコイチ」の方が人のあだ名のようで私は好きですし、私自身は「デコイチ」と呼びます。

そうそう、このデコイチ、他の保存機関車では見られない工夫がされています。
何とヘッドランプが点灯しているんです。光量は落とされていますけれど・・
塗装も必要以上の厚塗りではないし、現役時代を彷彿とさせる良い機関車だと思います。

“鉄道文化むらのD51 96” への2件の返信

  1. こんばんは。

    うっ・・・・。
    「D51」でデゴイチ・・・。
    ではなかったなんて。
    ショックです・・・。<(^^;
    「デコイチ」かぁ。

    十数年前に、ハワイ・マウイ島に行き、
    サトウキビ列車に乗った時に、
    小型の蒸気機関車が走る姿を見たことはありますが、
    日本で、この大きな蒸気機関車が
    実際に走ってるところを見たことは
    無いかな・・・。
    きっと、迫力ありますよね!

  2. くまごろーさん、いらっしゃい。
    デゴイチでいいんですよ。
    誰が最初にどう呼び始めたかなんてわからないし、地域によって違っているかもしれないし、どちらも正解ですから。

    私が小さい頃は、中央線も八王子からD51が牽引する茶色い客車でした。
    小学校に入った頃に、甲府まで電気機関車になりましたが、甲府からこっちはD51でしたから、とても懐かしいです。
    音がとてもいいんですよね。

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