「pen」11/15号の特集です。
「未来に残したい50の傑作」というサブタイトルが付いています。
タイトルを見た瞬間に買っていました。(笑
20世紀初頭から現在の約100年間に登場し、国内外の様々なジャンルから、今なお現役の50の傑作を、pen誌が認定したということです。
瀬戸内海に浮かぶ直島(なおしま・香川県)のことを初めて知りました。
1992年に美術館から始まったことらしいですが、島全体がアートスペースになっています。
公衆浴場や民家など、他の場所では考えられないようなアートスポットになり、町民とアートを結びつけて、島全体に広がっているようです。
機会があれば行ってみたいですよ。
そういう大がかりなものだけでなく、定番とも言えるウェグナーの椅子やインテリアもあるし、哲学のある工業デザインのブランドとしてアップルや無印良品が選ばれています。
グラフィックでも、ロンドン地下鉄の路線図や、ブルーノートのジャケットデザインが掲載されています。
この辺は私にも馴染みのあるデザインです。
フォントデザインとして「フルティガー」が選に入っています。
1977年に作られた古い書体ですが、交通サインなどに最適で、30年以上経った今でもこれ以上の書体は表れていないと言っても良いかも知れません。
もう一つ、私が嬉しいのは、亀倉雄策のロゴです。
私がグラフィックデザインを学んでいた頃、既に有名なグラフィックデザイナーでした。
デザインというのは、良くも悪くも世相を反映するもので、その時代のニーズにあったものが受け入れられるし、流行もする訳です。
でも、30年以上も生き残り、愛され親しまれているデザインというのは、単なる最近の傾向だけではない良さ・・デザインそのものの良さを持っているのだと思います。
時代の最先端を開くのもデザインなら、何世代にもわたって愛され続けるのもデザインなんですね。
瀬戸内海に浮かぶ直島って知りませんでした。
内容は見てみないとなんとも言えないけれど、
ちょっとその島の事は読んでみたいな。
flipperさん、いらっしゃい。
私も全く知らなかったんですが、他に、豊島アートプロジェクト、東島アートプロジェクトが、
直島の近くにあるようです。
瀬戸内海の小島に何か意味がありそうな・・行ったこともないので分かりませんけれど。