北野天神社・1

10010801初詣に行ってきました。
ここは、以前「北野天神社の伝承神楽」でご紹介しました。
がんまるさん」という民話も残っています。

このところ何年か続けて諏訪大社へ行っていたんですが、初詣とは「その年の恵方の神社に詣でる」のだと聞き、正に我が家の恵方にある北野天神社にしたんです。
10010802無人の神社ですから、お守りもおみくじもありません。
でも、ここには本当に何か・・神様が居る雰囲気があるんですよ。

これは吽形の狛犬で、鞠を持った小さな犬の頭に前足を載せています。
10010803こちらは阿形の狛犬です。
何か棒のようなものを咥えた小さな犬に、やはり前足を載せています。
どちらも親子の狛犬なのでしょうか。
私は他所では見たことがないので、珍しいものなのかも知れません。
10010804鳥居を二つくぐって参道を行くと、神門があります。
左右の格子の中には、天神様・・菅原道真公の座像があります。
右は手水屋ですが、冬季のため水は止まっていました。
階段の左の石が、ちょっと気になります。
10010805上面は彫り込んであって、水が溜まるようになっています。
この凹凸というか、何やら不思議なかたちなんですよね。
意図して彫られたものか、自然の造形か・・?
台座にある図形は、この神社の紋所のようですが、文字は読めませんでした。
10010806これが拝殿です。
結構大きくて立派なものですよ。

人家の多い場所にありますが、この神社は杉の木立に囲まれて、少し神秘的な静けさがあります。
ここは、かなり歴史の古い神社です。
延喜15年(西暦915年)に日本武尊(やまとたけるのみこと)を祀って山宮天神としました。
永延元年(987年)に神殿を造営し、京都北野天満宮から菅原道真(すがわらみちざね)公の御分霊を勧請して合祀し、北野天神社となったそうです。

ここには、舞台(神楽殿)があり、庭のほぼ中央に巨大なトチノキがあります。
それらの写真もありますので、また続きを掲載させていただきます。

“北野天神社・1” への2件の返信

  1. こんな大きくて立派な神社が無人だなんて。
    恵方の方角へお参りに行くってのは聞いていましたが、
    なかなかそう簡単にはいかないのでいつも同じ方角ばかり。
    そうか今年は恵方へ行けば良かったのか。
    そこまで頭が回らなかったです。
    もう一度行ってこようかな〜。

  2. flipperさん、いらっしゃい。
    確かに、無人なのが不思議なくらいですが、地元の人たちに愛されているのでしょう、
    結構きれいに維持されています。
    恵方の神社へ行くというのは、私は知らなかったんです。
    で、毎年諏訪大社へ行っていたんですが、ものは試しということで。(笑

コメントは受け付けていません。