諏訪大社上社本宮2

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上社本宮の2回目です。
この写真は「布橋」の内部を望遠で撮りました。

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布橋は腰板以上が殆ど素通しなので外側がよく見え、これは大国主社の灯籠です。

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これは「四脚門」で、昔はこの位置から礼拝をしたそうですが、参拝者は通れません。
奥の左側にあるのが「拝殿」です。

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布橋を渡りきって振り返ったところです。
右の垣の中にあるのが「宝殿」です。

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垣に沿って行くと「堀重門」がありますがここは通れません。
更に進んで脇から垣内に入ります。
この門から反対側を見ると階段の下に広場があり、その向こうに北参道の大鳥居があります。

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上社本宮の配置はとても特殊なので、略図を作りました。
ご神体は守屋山ですが、拝殿はそのご神体の方向を向いていません。
本来の主門である北参道や西参道から入った場合でも、一旦東参道まで行き、布橋を通って参拝所まで行くのが正式な参拝方法です。
その布橋は、拝殿の背後方向から入るというのも相当に異例な配置だと思います。
また、諏訪大社では下社も含め「本殿」が無く、代わりに「宝殿」が二棟あり、七年目ごとの遷座があります。
その宝殿は拝殿の背後にあるのが普通ですが、本宮だけは拝殿の背後でなく横にあります。
上の図で、拝殿の手前、布橋にそって二つ並んでいる建物です。
謎の多い神社です。