インスピレーション

11090801ある人から呼ばれて、打合せに行きました。
新しいパンフレットを作るとのことで、相談されたんです。
その場でアイデアを出しました。



相手がアーチストなので、イメージ的な話がすんなり伝わります。
気持ちが良いくらいに話が進みました。

アーチスト相手の仕事を嫌がる人も・・自己主張が激しくて、かなり難しい人も・・居ますけどね。

もちろん私も、誰とでも上手く行くとは思っていません。
私は、依頼者であるアーチストの感性や作品を最高のものとして尊重しますし、出来る限り希望を取り入れ、より良いウェブや印刷物が出来るようにアイデアを出します。
ただし、私自身もデザイナーとして尊重されれば、という条件がつきますよ。
だって、何でも言うとおりに作れと言うなら、自分でやればいいんです。
私に相談しようと考える時点で、私のアイデアや技術を欲しているんじゃないんですか?・・単に自分の思い通りに作業する手先(頭脳の付いていない手だけ)を求めているだけなら、お門違いです。

今回の相手は既に30年近い付き合いで、デザイナーとして仕事上での関わりも断続的に10年以上になります。
当然、感性が合わなければこんなに長く続きませんから、合っているのでしょうね。(笑

インスピレーションが直接相手に伝わり、相手のイメージを引き出し、その場でどんどん形になっていく・・その心地良さはめったに体験できないものです。
とは言え、この人とは、今までにもそういう感覚はあったと思います。
今回のパンフ・・実作業はまだこれからなんですが、既に完成が楽しみですよ。