保存貨物列車 1


「EF15型電気機関車」と一緒に保存されている貨車です。
貨車の保存自体が珍しいのですが、このように列車編成としての保存は希少です。


「無蓋車」と言って、砂利・鉱石・木材などの雨に濡れてもかまわない積荷を運ぶための貨車です。


屋根はなくても全体が鉄製ですから、空車で8.5tあり、17tまで荷物を積むことが出来ます。


「積2.0 空1.0」というのは、機関車が牽引する際の換算両数です。重量10tにつき「換算1両」として数えることになっています。


ここでは、EF15型電気機関車に、3両の無蓋車(トラ70000)と車掌車(ヨ5000)が連結された状態で保存されています。
EF15の塗装はかなり傷んでいますが、貨車の方は最近塗装されたようで、きれいな状態です。

次回は車掌車を見てみましたょう。