今回は小海線海瀬駅から歩き始めます。
写真右上の狭い道の先に海瀬駅があります。
集落内の道はかなり狭いです。その割には交通量があるので気をつけて歩きます。
しばらく行くと古い酒蔵の建物があり、ここから商店街が始まります。
この旅館のある辺りが、秩父事件の時に秩父困民党の一時的な本営となったところです。
反乱暴徒とされ警察や鎮台兵(後の日本陸軍)に追われてきた困民党の決起農民たちは、豪商や豪農の屋敷に打ちこわしなどの乱暴を働くこともありましたが、信州の人々は彼らの止むに止まれぬ自由民権思想による行動を概ね好意的な目で見ているようです。
次回に続きます。