飯田線の市田(いちだ)駅です。
余裕のある駅前広場を持ち、駅舎も大きめの駅です。
高森町が受託している簡易委託駅で、広めの待合室を持ち、改札口もあります。
ホームに入って右手に別棟のトイレが設置されています。構内踏切がホーム端にあります。
ホームは相対式2面2線で左の駅舎があるのが下り線、右は上り線で小さな待合所があるのみです。
下り端に公道の踏切があり、その向こう側に保線用の留置線があります。
1923(大正12)年に伊那電気鉄道の駅として開業しました。
1961(昭和36)年6月、駅周辺の線路が天竜川の氾濫で土砂に埋没するなど被害を受けました。
かつては駅舎の北側に貨物ホームがありましたが、跡地は現在バス停になっています。
一日の乗車客は約400人で、朝は高校生の通学利用で混雑するそうです。
次は下市田駅です。