さすがに八ヶ岳周辺でも藁葺き屋根の民家は少なくなってきました。
藁葺き屋根は（茅葺き屋根も）ある程度の年数ごとに補修をしたり葺き替えたりしなければならないのですが、その維持が大変というのが一番の理由でしょう。仕事が少ないのと若い人がやりたがらないので職人が減るという問題もありますね。
写真は以前紹介した馬場の里での一コマです。
葺き替えではなくて表面の補修のようですが、見た事のない方も多いでしょうか。
水温む頃
花も日光浴
昨日は暖かかったので、室内の窓辺に置いていた寄せ植えを外へ出しました。
とは言っても一日中屋外ではまだ無理です。夕方は玄関の中へ取り込んで、また日中は外へ出します。うっかり忘れると霜で枯らせてしまう事もあるので、この時期は気が抜けません。
今日はあいにくの曇り空の為、また室内で過ごさせました。早く一日外へ置けるようになると良いのですが。
トリスを飲んで・・・
パピコさんのブログ「月の涙」にアンクルトリスの話題がちょっとだけ出ていたので、過剰反応的？トラックバックです。（笑
たしか我が家にもあったはずだと思って棚を見たら、やっぱりありました。買ったのは何年前だか忘れましたけど、未開封のトリスです。（写真参照）トリスのホームページを見ると、今売っている物とはちょっと違うみたいなので、数年は経っているようですね。
私は小学校低学年の頃、リアルタイムでアンクルトリスのテレビコマーシャルを見ていたのです。懐かしいなぁ。
自然色と人工色のコントラスト
蒼い空、白い雪原、オレンジ色の屋根。
いつもなら風景の主役になる山々も、この写真では強烈な色彩のコントラストを調和させる役目です。
ヨーロッパのスキーリゾートで楽しむイタリア人（なんちゅー例えだ）のような楽しい気分になってきませんか？
廃車のある風景
朝日を浴びる甲斐駒ヶ岳。寒風の中に堂々と聳える姿は何とも言えない威厳があり、私も好きな山です。
でも今回の主役は、手前の小さな車です。
既に動かなくなって久しいこの車は農業をしているKさんのお父さんの車です。Kさんのお父さんは、若い頃から毎日毎日陽が昇って陽が沈むまで畑で働いた人です。歳をとって農作業の現役を退いてからも田畑の見回りにこのジープタイプの軽四駆に乗って出かけていきました。
朝と夕方は必ずこの場所で周囲の山々を眺める。それを楽しみな日課としていたKさんのお父さんも、今は帰らぬ人となりました。
ある日、Kさんがこの車でお父さんの好きだったこの場所へ来た時、それまで調子良く走っていた車が突然動かなくなりました。多少は整備の心得もあるKさんですが全く原因が分かりません。修理屋を呼ぼうとした時、ふと「この車はここに居たいのかも知れない」と思ったそうです。
それ以来、この車はここに居ます。
雪がてんこもり
昨日からの積雪は我が家の辺りで40cm程になりました。ちょっと吹きだまりのようになった所は膝より深い雪があります。
完全に雪に覆われた写真も珍しいので、先ずは一枚ごらんください。
眺めているだけだと、大変結構なんですけどねぇ。さて、雪かきを始めましょうか。
今日は日曜日なので息子も引っ張り出して3人でやります。
雪の大晦日
雪がずんずん降ってます。
八ヶ岳に来て24回目の大晦日ですが、大晦日に雪が降っていた記憶はあまりありません。多分これが最初という事はないと思いますが、印象に残るほど降った事は無かったのでしょう。
一昨日の雪は昨日の晴天でかなり溶けて、道路には今朝まで殆ど雪はなかったんです。昨日の間に数日分の買い出しを済ませてあるので、幾日か外出できなくても問題ないですが。
雪の状態が気になる人は「チップトップ・ライブカメラ」をどうぞ。日中だけですが、我が家のテラスを15分ごとに自動アップしています。
カールした霜柱
裏の畑に出来た霜柱です。
写真の霜柱はクルッとカールしています。これは霜柱と霜柱の間隔が離れているときに見られます。霜柱が地表から立ち上がる時に上にある小石や土の粒の重さで曲がるんです。
英語で「needle ice」と言います。針のような細い霜柱ならそれも似合いそうですが、実際にこの辺で見る霜柱は太くて、とても「針のよう」とは言えないですね。（もともと西欧人の感覚で「針」とは日本人が考えるほど繊細なものではないらしいです。）
霜柱をザクザクと踏んで歩くのも気持ちがよいものです。でも、もっと寒くなって太い霜柱が一面に隙間無く立ち上がると踏みつけたくらいではつぶれなくなります。
氷上のスポットライト
早朝、近所の家の池に氷が張っていました。
今年の初氷ですね。氷は青空を映していますが樅の木の陰なのでちょっと暗い色です。水面に落ちた笹と松の葉が氷に閉じこめられています。
そこへスポットライトのように木の葉の間から朝日があたりました。
氷がきらっと光りました。