カールした霜柱

041209裏の畑に出来た霜柱です。
写真の霜柱はクルッとカールしています。これは霜柱と霜柱の間隔が離れているときに見られます。霜柱が地表から立ち上がる時に上にある小石や土の粒の重さで曲がるんです。
英語で「needle ice」と言います。針のような細い霜柱ならそれも似合いそうですが、実際にこの辺で見る霜柱は太くて、とても「針のよう」とは言えないですね。(もともと西欧人の感覚で「針」とは日本人が考えるほど繊細なものではないらしいです。)

霜柱をザクザクと踏んで歩くのも気持ちがよいものです。でも、もっと寒くなって太い霜柱が一面に隙間無く立ち上がると踏みつけたくらいではつぶれなくなります。


厳冬期には車が乗ってもつぶれないですよ。まあ、そうなると霜柱ではなく「凍土」と呼ばなければなりませんけれど。

霜柱の出来方については、こちらに割と詳しく出ています。これは「日本雪氷学会」の凍土分科会の1ページです。他にも色々な分科会がそれぞれのページを立ち上げているので興味のある方はどうぞ。結構面白いです。