水面に散る花

05041901前にご紹介した牛池の桜が満開のピークを迎えました。
15日の記事の2枚目の写真と比べていただくと咲き具合がよく分かると思います。手前の水面にはたくさんの花びらが浮かんでいます。

春霞で山はぼんやりしていますが、甲斐駒ヶ岳の雪は、まだこの前の写真と同じくらい残っています。天気は良いのですが、風はちょっと冷たい感じがします。

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城山の桜

05041607以前紹介した「馬場の里」の桜も咲きました。
この写真は「馬場の里からの眺め」とほぼ同じ場所から撮っています。山々は春霞と逆光のせいで霞んでいますね。手前の桜は、まだ若いしだれ桜です。

前の記事でもご紹介しましたが、小淵沢町の馬場の里は七里岩台地の崖の上にあります。
戦国時代は甲斐と信濃の国境、釜無川(富士川)沿いの交通に目を光らせる要害の地でもあったそうで、この写真を撮った場所から更に左手に進むと「城山」(じょうやま)と呼ばれる場所があります。
城と言っても居城が造られた時代ではありませんから、山城、或いは砦と言うようなものだったのでしょう。
当然建築物は残っていませんが、土を盛って敵を防いだり身を隠したりするような地形が作られて居り、塁跡と呼ばれています。

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牛池の桜

05041501桜続きです。
長坂の商店街がある通りのすぐ近くですから、周囲はご覧のように建物が多いです。でも、その向こうには八ヶ岳も見えます。池畔は整備された遊歩道が出来ており、ぐるりと一周歩いて廻る事が出来ます。
牛池は長坂湖とも呼ばれ、昭和30年代までは天然のスケートリンクになったそうですが、今は氷が張らなくなってしまいました。
観光客はあまり訪れないので、賑わうのは桜の時期と夏の花火大会くらいのものでしょう。

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清春芸術村の桜

05041404八ヶ岳にもいよいよ桜の季節がやってきました。
毎年それを実感させてくれるのが、ここ清春芸術村・白樺美術館の桜です。
廃校となった旧清春小学校の跡地を利用しているため、桜が校庭を取り囲むように植えられています。子どもたちの姿は無くなりましたが、ソメイヨシノの古木が今でもこの季節に素晴らしい景観を見せてくれます。
ここは東京・吉井画廊により、武者小路実篤、志賀直哉ら白樺派の作家たちが果たせなかった「幻の美術館」を実現させたものです。

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