EF15型電気機関車

13022801旧国鉄の貨物用電気機関車です。
戦後の復興期に活躍しました。
写真は、韮崎中央公園に保存展示されている198号機です。

貨物列車の編成として保存されているのが特徴です。

13022802旅客用のEF58型と部品が共通化されていました。
先輪が一軸なのが一番目に付く相違点です。(EF58は二軸)
EF58は後に流線型ボディーとなったので、外見は全く違ってしまいましたが・・

13022803残念ながら、この保存機はかなり傷んでいます。
塗装の艶がなくなっていますし、色も現役当時とは違います。
こんな赤茶けた色ではなく「ぶどう色」と呼ばれた焦げ茶色だったんですが・・

13022804ヘッドライトです。
旧型機は、この無骨さがいいですよね。

13022705連結器です。
左がEF15、右が貨車(トラ70000型)です。
鉄の塊って感じがいいですね。

1947(昭和22)年から1958(昭和33)年にかけて202両が製造され、事実上の標準型とも言われた機関車です。
中央線では更に古いEF13型とともに、結構長く使われていました。
私が中学生のころまでは現役でしたから、よく覚えています。