獣害避けネットに止まるトンボ

11091201収穫期が近付いた山里の水田では、トンボがたくさん見られます。
農地をぐるりと囲んだ獣害避けネットも、最近では見慣れた風景になりました。
赤トンボたちも、そこで羽を休めています。



トンボの足は、他の昆虫と同じく後ろの足が長いです。
だから、水平のロープに留まると、写真のように尻尾(腹部)が斜めに上がってしまうんです。
11091202しかし、絶対に尻尾が上がるわけではありません。
この写真の真中のトンボのように水平に止まる例も珍しくありません。
要するに、空を飛んできて、止まるときに「足が何処をつかんだか」なんですよね。
ただ、どちらかと言えば「尻尾が上がっている例が多い」という事です。
この写真に写っているのはどれも赤トンボです。
しかし「赤トンボ」という種は存在しません。
種としては、上の写真と、下の写真の左と真ん中が「ノシメトンボ」で、下の写真の右側が「アキアカネ」です。

“獣害避けネットに止まるトンボ” への2件の返信

  1. 一昨日初めてトンボを見ました。
    もう秋がやってきているんだなと思った次第です。
    確かにとまったトンボは尾の方が上になっていますね。
    見ていて知っている筈でしたが、あらためて言われると納得します。
    それだけ観察力が無いって事なんでしょうね。
    まだ昼間は暑くて木々が多い場所に行くと
    蝉がガンガン鳴いてますが、
    夜になるとコオロギが鳴いていて、
    夏と秋のせめぎ合いって感じです。

  2. flipperさん、いらっしゃい。
    夏と秋のせめぎ合い・・正にそんな感じですね。
    この辺では、夏からトンボが居ますが、今年は少なかったんです。
    最近になって、ようやく少し増えてきました。

コメントは受け付けていません。