カラマツボックリ

05060601落葉松の球果、要するに松ぼっくりです。
まだ柔らかくて明るい緑色をしています。この時期のカラマツボックリ、見たことがありますか?
落葉松は雌雄異花です。雌花は最初赤っぽい色をして居るんですが、受粉した雌花はこのように大きくなってきます。大きくなると言っても普通の松ぼっくりよりはずっと小さくて高さ2cmくらいですけれど。


05060602こちらがアップです。
小さくて色も緑色ですけど、形はちゃんと松ぼっくりでしょう。
他に小さい茶色いのが見えますけど、それは雄花です。花粉を飛ばした後はこんな感じで茶色く枯れてしまうんですよ。
このカラマツボックリ、夏の終わり頃には茶色く硬くなるので採取してクリスマスリースの飾りなど、クラフトに使う人も多いです。
参考サイト→「カラマツ」「球果(きゅうか)ってなぁに?

“カラマツボックリ” への8件の返信

  1. 茶色いのばかり見ているから
    うすい緑色のは新鮮ですね。
    このままの色を保ったままドライに出来ると良いのだけれど。

  2. exifさん、いらっしゃい。
    このままの色を保つのはちょっと無理でしょうね。
    ビールのホップの花が丁度こんな感じですが、ドライにして新しいうちは
    きれいなうす緑色のままですよ。
    それでも、気候にもよりますが1〜2ヶ月で茶色っぽくなってしまいます。

  3. 茶色くなった実がついた枝はよく落ちているので
    拾っては飾っていますが、こんな緑のは初めて見ました!
    前にまだ開いていない松ぼっくりを拾ったのですが
    そのまま机の上に置いて忘れていたら、いつの間にか
    ちゃーんと開いて、ふつうの(?)松ぼっくりになってました。
    落ちても生きているんだ、って思ったのですが、実は乾燥しただけなのでしょうか?

  4. ほっちさん、いらっしゃい。
    > 実は乾燥しただけなのでしょうか?
    うん、そうですよ。(笑
    でも、乾燥することを利用して種を遠くへ飛ばす訳ですから、
    ある意味それは「生きている」のかも知れませんね。

  5. おはようございます。薄緑色の松かさ、
    花のようで、綺麗ですね。本当にこのままがいいな。
    こういう、見たことないものが
    くまぱぱさんのブログでは見られるので
    楽しいです。私のちょっと珈琲タイムです。

  6. ASさん、いらっしゃい。
    ありがとうございます。
    私自身、今まで何度も見ていたものでも、ブログを初めてから見方が変わったと言うか、
    皆さんに見せてあげたいなと思うようになって、今までよりずっと深く色々な物を見たり
    調べたりするようになりました。
    楽しい勉強をさせていただいておりますよ。(笑

  7. こんな綺麗な緑色の松ぼっくり初めて見ました(@@)
    まるでバラみたい〜!
    すごく新鮮な感じがしますね〜^^
    ほんと勉強になります!

  8. パピコさん、いらっしゃい。
    私も八ヶ岳へ来る前は知りませんでした。
    この緑色はカラマツだからこそですね。
    普通の松の場合、未熟な実は白っぽいです。

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