落ち葉の色

05111601今日は落ち葉を集めて、積んで乾かしておいた草と一緒に燃やしました。
午後半日かかりましたけど、新兵器(後日紹介予定)を買ってきたので今日はきれいに燃えて、我が家の庭もようやく片付きました。
落ち葉も秋が遅くなるとちょっと色あせてきますね。

これは加工をしていない写真です。今回はこの写真を元にして遊んでみましょう。(笑
05111602まず最初は、彩度を上げてみましょう。
パッと鮮やかな紅葉の落ち葉になりましたね。色相(色味)は変えていないので、ほとんど不自然さはありません。とは言え、これ以上彩度を上げすぎてしまうと、ギラギラして不自然になってしまいますが。
05111603次は逆に彩度を落としてみました。
完全に彩度を下げきってしまうとモノクロ写真になってしまいます。ここではうっすらと色が残る程度に下げました。
そのままでは面白くないので、2枚目の写真から鮮やかな赤い葉を1枚だけコピーしてはめ込んでみました。
何かのデザインに使えそうな感じでしょう?
05111604今度は彩度を上げた2枚目の写真の色相をイエローの方へスライドしてみました。
写真としては不自然な色合いになってしまうのですが、ちょっと待ってください。
前にご紹介した松村太三郎さんの森の妖精シリーズの1点を合わせてみると、、、どうです? なかなかでしょう。
使用目的によっては、不自然な色合いのものもベストマッチして、しかも自然に見えてしまいます。
05111605こちらは1枚目の補正無しの写真の色相をブルー系に。
4枚目の写真より更に不自然な色合いですが、森の妖精にはぴったりでしょう。
「写真は真実を写さない」というのは前にも書いたことがありますけど、こうやって別世界を創り出すのも写真の効果的な使い方の一つです。

参考サイト→「松村太三郎・アートミュージアム」「えほん村ホームページ

“落ち葉の色” への8件の返信

  1. 考えましたね〜。
    全体の雰囲気作りが大事ですよね。
    森の妖精の葉の色がとっても生きてきます。
    この椅子は普通の大きさなんですよね?
    ほしいなー。

  2. お早うございます、御邪魔いたします。
    3枚目の1枚だけ鮮やかな葉を配置した写真が
    しんみりとしみてきました。
    写真を素材に別世界を作り出す、いつまでも
    挑戦し続けたい自分の趣味です。
    (いろいろと難しいこともありますが…)

  3. exifさん、いらっしゃい。
    デザインやってる方には釈迦に説法ですけどね。
    デジカメを始めて少し慣れてきたくらいの人に、興味を持ってもらえたら良いと思って。
    妖精のイスは普通のサイズと言って良いと思いますが、もともと太三郎さんの椅子は
    「ちょっと腰を下ろしてお茶でもどうぞ」という感じなので、座面の高さは低めです。
    「どうぞのイス」と呼んでいます。

  4. warabieさん、いらっしゃい。
    モノトーンに近い中にポイントで鮮やかな色が入るのは、全体がモノトーンの時より
    一層静けさが出たりして面白いです。
    女性の顔のモノクロ写真にルージュだけ原色で入れたり、アイメイクだけをカラーに
    するのは昔からデザインの世界では常套手段ですが。
    warabieさんのブログで作例を度々拝見しています。
    やり始めると面白いですよね。

  5. こんばんは。
    段々と冬の風が吹き始めましたね。
    清里は雪が降りましたか。
    今朝、長野市内も初雪だったようですね。
    くまぱぱさんの落ち葉片付けが終わったら、
    今度は冬の寒さ対策で忙しくなってくるのでは。
    (あれ?くまだけに冬眠準備・・・?ほんじゃ私も。(^^)v)
    なんともおしゃれな画像になってますね。すばらしいです。
    PCの壁紙にでも使わせてもらっちゃおうかなぁ。<(^^

  6. 松村さんの「どうぞのイス」が入った写真は、流石!不思議な雰囲気が。
    なにしろ、大きいんですよね、このイス。綺麗で不思議でマジョ様みたいです。写真の加工は出来たら楽しそう♪
    でも、プロのお仕事を見せて頂いて、光栄です〜〜〜♪

  7. くまごろーさん、いらっしゃい。
    寒いですねぇ。
    昨夜、打ち合わせで夜遅くまで清里に行っておりました。
    素晴らしい月夜でしたが、すごく寒かったです。
    ホントの寒さは、まだまだこれからなんですけどね〜
    壁紙としてのご利用ですが、このままのサイズで良ければどうぞ。
    著作権があるので私が勝手に壁紙サイズの画像を提供するわけにはいきません。
    えほん村のサイトで、オリジナルの壁紙提供を考えてみます。

  8. ASさん、いらっしゃい。
    太三郎さんの作品は、何処にでも置いた瞬間にその場所が別の空間になってしまう
    ような独特の存在感があります。
    こういう作品を相手に色々やらせてもらえるのは楽しいですよ。(難しいけれど)
    大きいと思ったでしょう。
    でも、サイズ的には普通のダイニングチェアーなどに比べると小さいんですよ。
    削り出しの立体表現だから、板で作られたイスよりボリューム感があるので、実際の
    サイズよりかなり大きく感じますけれど。

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