山梨県立考古博物館で 7


「山梨県立考古博物館で 6」の続き。今回もなかなか変わった文様の土器だ。
これは東京都町田市出土だが、面白い文様と変わった形の取っ手がある。


長野県茅野市の遺跡から発掘された土器。これも他の土器とは違って、貝殻のような形のもの(本物の貝殻ではない)を貼り付けたような装飾が面白い。


これはもうなんだかわからない(笑・・山梨県甲州市の出土だが、インカ文明とキュビズムが合体したような造形だ。

何千年もの昔ではあっても、ものづくりには実用や信仰等その時代の背景は当然あるものとして、作者の個性やインスピレーションがあり、人々の要求や美意識の変化もあったのがよく分かる。
このシリーズはこれで終了する。