太田隆司ペーパーアート展 1


入り口からスロープを下りカーブした形の第一展示室に入る。
小海町高原美術館独自のワクワク感を高める仕組みだ。


最初の展示作品は「眠れる森の美女〜Sleeping Beauty〜」だ。この奥行き感、緻密に計算された重なりによる立体感。


完全な3Dではなく、奥行きはかなり圧縮されている。しかし、2枚目の写真を見ると、主役の車がここまで圧縮されているとは驚いたね。


背景の樹々の葉の重なりだけでなく、赤い車の後ろにもう一台の車がいるなど、正面からでは殆ど見えないところまで作り込まれている。


「SFF」という作品。ピタリと止められた車と自転車。流し撮りでブレた路面と背後の森。この写真に負けない疾走感がたまらない。

まだたったの2作品しか紹介できていない。
次回に続くが、興味のある人は「小海町高原美術館」に行って実物を見よう。