白駒池の周囲は深い森に囲まれています。
湖畔からちょっと入るだけで昼間でも暗い原生林が続いていますから、天気の悪い日や夕方以後の時間に自らここを歩きたいと思う人はあまり居ないでしょう。
森の中は何に出会ってもおかしくない神秘的な空気が漂っています。
大抵の場合、それは野鳥だったり小動物だったりする訳ですが・・・
こんな造形を見せられると、手前の石の影に、絡み合った根の向こうに、こちらを窺う何者かが潜んでいたとしても不思議はありません
もちろん大抵の場合、それは野鳥だったり小動物だったりするはずですが・・・
苔が覆う大木の影から、それとも高い枝の上から、何者かが貴方を見つめていたとしても、それは当然のことなのかも知れません。
もちろん多くの場合、それは野鳥だったり小動物だったりするかも知れないのですが・・・
朽ちた倒木を苔が覆い、落ち葉が積もって、それが苗床となり植物が芽生える。
その間にもまた苔が生え、茸も生える。生まれては枯れることの繰り返しを、そうすることが「意思」であるかのように何百年と続けてきた森です。
それが微妙なバランスの上に成り立っている事は誰でも知っていますね。
森に意思があるなら、一番最初に排除されるのは私たち人間なのでしょう。だから、森の中では何も採らず、何も残さず、決められた道を歩きましょうね。
特に、大声を出さない。それは私の意思でもありますのでよろしく。
どれも、もののけ姫のような雰囲気で良いですね。
個人的には3枚目の苔の生えた木が好きです。
最後の蝶がひと休みして隠れている姿も良いかな。
exifさんの仰るように、もののけ姫の
世界ですね・・・こういう森でじっと
して、大きなキノコになったふりで
鳥の声や動物がちょろちょろするのを
観ていたいなあ・・・・・
大声の登山者のお話に、ちょっとがっかり
した後でしたから、くまぱぱさんの
お気持ちお察し致します。
exifさん、いらっしゃい。
木霊は多分居るでしょう。(笑
3枚目は露出アンダーで撮ったのですが、思ったより上手くいきました。
最後のは蝶ではなくて茸です。
形も色も小さな蝶に見えますね。
ASさん、いらっしゃい。
大きな茸に変身ですか・・・(笑
ASさんなら変身しなくても動物たちは姿を見せてくれるでしょう。
彼等はちゃんと分かっていますから。
お早うございます、お邪魔致します(もう昼…/汗)
土の少ない所に住んでいるとこういうむせ返るように
におい立つ雰囲気の写真にしばらく視覚だけでなく
全感覚をゆだねたい気分になります。
本物の森では無く、人が手を入れなければ秩序を
保てぬ庭園の緑に今はせめてものひとときの休息を
求める日々です。
もっとも、自分を含め近代の人間は間違い無く『本物の森』の
中では生きられないでしょう…。
warabieさん、いらっしゃい。
この森の地下には無数の空洞があるんです。
木の根の下の土が流されて出来たものや、倒木の幹や枝に落ち葉が積もって土になり、
その下が空洞になったり、長い時間の間に色々な形でたくさんの空洞が出来ました。
それが森の生き物たちの隠れ家になったり、通路になったりしているのでしょう。
人間が迂闊に入り込めば足下が危うく、下手をすれば方向さえ見失うでしょう。
森が人間の立ち入りを拒み、森の生き物たちを守っているという事なのかも知れません。