七賢で試飲してきました。
酒蔵開放の時ですが、無料のコーナーではなく有料試飲の方です。
平成8年と言えば1996年・・今から11年前のお酒です。
大吟醸で香りが良いのですが、無長期貯蔵で更に複雑な香りと味に進化しています。
この日に出ていた酒の中では一番古く、試飲の値段は15ミリリットル170円でした。
その日によって、もっと古いお酒が出ているときもあるようです。
こちらが有料試飲のコーナー「酒処大中屋」です。
酒蔵開放日なので無料試飲のコーナーもあるのですが、珍しいお酒を味わいたい人はこちらに来ますね。
この女性がここの係で、色々な質問にも答えてくれます。
「七賢」の名前の元になった「竹林の七賢人」の7人それぞれの名前を冠したお酒が揃って展示されています。
そしてマチスのデッサン・・・なかなかいい感じです。
以前「昭和55年の酒」を試飲したことがありました。
今回、試飲はできなかったのですが、もっと古いお酒を見つけましたよ。
これは長期熟成蔵の扉の窓から中を覗いたところですが・・・
何と「昭和五十二年七賢原酒」という張り紙が見えるじゃないですか。
今から30年も前の酒です。
その内に有料試飲に出ることもあるのでしょうか。
それとも特別なルートで販売されるのでしょうか。
できることなら一度味わってみたいものです。
日本酒って古くなるとお酢になってしまうって言うじゃないですか。
30年とか経っていても変化しないのでしょうかね?
お酢になるメカニズムも知らないけれど。
exifさん、いらっしゃい。
日本酒に限らず、ワインもワインビネガーになってしまうことがあります。
酢になるのは「酢酸発酵」という発酵作用ですから、発酵しないようにすれば良いのかな。
お酒としての発酵を止めて、その後へ雑菌が入らないようにするのでしょう。