広々した眺め

07031301最近、山の写真を殆ど載せていないことに気付きました。
今年は雪が極端に少なくて、冬らしい山をあまり見る機会がなかったからです。
それに気付いてしまうと何とも落ち着きませんね。
早速すぐ近くの小荒間水田までカメラを持って行ってきました。

南アルプスです。山頂が雲に隠れている辺りが甲斐駒ヶ岳になります。
まだ太陽は高かったですが、フレアがきれいに出ました。
07031302お馴染みの八ヶ岳です。
八ヶ岳にこんな感じの雲がある時は風が強いんですよ。

田んぼは土手焼きも済み、春を持っているようですね。
07031303八ヶ岳の山頂部分のクローズアップです。
右側の三ツ頭山には樹木があるので、雪が粉砂糖をまぶしたように見えます。
左の権現岳は森林限界を超えているので樹木のない岩山です。
07031304富士山です。
富士山は何処から観るのが良いかとか、静岡だ山梨だと論争にもなりますが、私は八ヶ岳山麓から見る富士山が日本一だと思いますね。
これ程均整の取れた「秀麗」とも言える姿は他では見られないですよ。

手前の田んぼには緑の草が生えてきています。
07031305富士山のアップです。
カメラの12倍ズームを一杯にするとここまで大きくなります。
手前の低い山は御坂山塊でしょう。
その手前に街が見えますね。これは、甲府市の南部、昭和町、中央市辺りでしょう。
以前「中央市から望む八ヶ岳」でご紹介した山梨大学医学部のある辺りです。
このところ風が強いのでかなり寒く感じます。
一時は実際に氷点下まで下がった日もありましたが、それでも少しずつ春は近付いてきたようですね。
これから先は山に霞がかかるような日が増えてくるかも知れません。

“広々した眺め” への4件の返信

  1. 早春の山々楽しませていただきました。
    やはり雪が少ないですね。
    この辺りは関係無いのかもしれませんが、
    雪は天然のダムとしての役目もあって、
    暖かくなると少しずつ溶け出して水を供給してくれる。
    その雪が少ないと困る方達もいるでしょうね。
    雪解け水を田んぼの水に使うところとか。

  2. exifさん、いらっしゃい。
    雪は天然のダム・・正にその通りです。
    これで梅雨時に雨が少なかったら、この夏は全国的に水不足になりますよ。
    八ヶ岳山麓の湧水は、雪の多い年も少ない年も湧出量に大きな変化は見られないのですが、
    それは八ヶ岳自体の保水力が高く、何十年あるいは何百年という間の雪解け水を蓄えていて
    少しずつ平均化して流してくれているからだと思います。
    しかし、中流から下流のダムに溜まる水は、地面の表面を流れる雪解け水と雨水が中心です。
    雪不足、雨不足の影響を一番大きく受けるのは、平地の都市ということになります。

  3. 八ヶ岳の山頂から観る富士・・・・・・
    美しいでしょうね!!!じかに観たいです♪
    この八ヶ岳の堂々とした山並みを観ていると
    小さな事で悩んでいるのが、馬鹿らしくなりますね。
    富士山は冬ははっきりと裾までおでましで・・・・
    久しぶりに、きりっとした空気を感じました。

  4. ASさん、いらっしゃい。
    正に「山に向かいて言うこと無し」ですよ。
    都会の暮らしに疲れた皆様。
    八ヶ岳へいらっしゃい。(笑

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