南アルプス市の有野から飯野新田にかけての桜並木です。
樹齢30余年の桜の木160本が「徳島堰」と呼ばれる用水路沿いの道に1.8kmにも及ぶ美しい桜花のトンネルを造っています。
写真は3月28日(まだ3分咲きですね)息子の免許試験を待つ間に撮影してきました。
近くにいた地元の方に聞いたところ、今月31日に「さくらまつり」が行われるそうです。
今年はちょうどその頃が見頃になるだろうとのことでした。
徳島堰とは、韮崎市円野町上円井(まるのちょうかみつぶらい)にある取水口から釜無川(富士川)の水を引いた用水路です。
1665年(寛文5年)に工事が始められたと言いますから、今から340年以上前のことです。
江戸の徳嶋兵左衛門(とくしまひょうざえもん)が私財を投じて、南アルプス市(旧白根町)飯野南橋までの17kmを造ったそうで、その名を讃えて「徳島堰」と名付けられたと言うことです。
徳島堰は「とくしまぜき」と読むのが普通ですが、地元の人は「とくしませぎ」と発音する人が多いようです。それが地域独特の意味を持つのか持たないのかは定かではありませんが、私は地元の呼び方を尊重して「とくしませぎ」と言っています。
堰/水をよそに引いたり、水量を調節するために、川水をせき止めた所。い。井手。せき。
余談ですが、我が家の近くにある用水路を地元の人は「横堰(よこせぎ)」と呼んでいます。
桜の開花に合わせて夜桜の照明も行われるそうです。(午後6時〜9時頃)
特に公共の交通機関などはないので車で行くことになると思います。
徳島堰沿いの道は狭くて車も通る生活道路ですから駐車は出来ません。また、花見の宴会なども出来ませんので、その点はご承知ください。
整備された農道の道幅が広くて周囲の迷惑にならない場所に車を停めて、桜並木までは歩いて行くようにしたら良いと思います。
夜桜に行くなら、車から桜並木まで歩くのに懐中電灯が必要です。
参考サイト→「徳島堰の桜並木(山梨県・南アルプス市):お花見ガイド!桜の名所700 甲信越編」
「土地改良偉人伝/日本水利史上三大堰の一つ徳島堰を拓いた徳嶋兵左衛門」
思ったよりも咲いていますね。
我が家のそばにあるソメイヨシノは昨日の段階で
6分程度かなと思われます。
週末は見頃を迎えるでしょうが、
どうやら天気が良くないらしい。
折角のお花日和だから晴れて欲しいですね。
今日(30日)の朝はものすごい雷雨でした。
8時頃には晴れましたけど・・・いったい何だったんだ?
この徳島堰は我が家の辺りよりずっと標高も低くて温かいところですから、こんなに咲いてます。
たまたま行ったので写真を載せてご紹介してる訳ですが、八ヶ岳の方はまだまだです。