重久の諏訪神社

12051201「諏訪神社」というのは各地にあります。
これは韮崎市穴山町の重久地区にある神社です。
重久の桜」を撮影した時に見つけました。



これがちょっと変わった神社なんです。

12051202重久公民館の近くに石の鳥居があります。
そこからこのような階段を降り、ため池に挟まれた道を渡ります。
そして県道の向こうに神社があるんです。
12051203県道から狭い石段を登っていきます。
山全体が鎮守の森になっているようです。
手前にも小さな石の祠が祀られていました。
12051204狛犬は比較的最近奉納されたもののようです。
質素ですが御神門がありました。
12051205御神門の左右には木製の像が祀られています。
これは向かって右側の像です。
腰に刀を差し、弓矢を持っています。
12051206こちらは左側の像です。
衣の色と表情が違いますが、同じような武者姿です。
手作りっぽくて面白い像ですよね。
12051207これが拝殿です。
全体に板戸がたてられて、格子の部分から中を見ましたが真っ暗で何も見えませんでした。
額の文字もほとんど消えていて判読できません。
12051208格子の下にこんな張り紙がありました。
不思議な文字のようなものが上書きされています。
部分的には読めますが、全体の意味はよく分かりません。
御神門にある二体の武者像のコミカルさ、拝殿のさびれた雰囲気、謎の張り紙と、全体的にミスマッチな感じが興味深い神社でした。
どなたか詳しくご存じの方がいらしたら教えてください。

“重久の諏訪神社” への2件の返信

  1. 上書きの下は「ゆるぐとも よもやぬけじのかなめいし 鹿島のことぶれ あらんかぎりは」と読み取れます。
    江戸時代に地震除けのまじないとして唱えられていた「ゆるぐとも よもや抜けじの要石 鹿島の神のあらんかぎりは」からきているものと思われます。

  2. denegaさん、いらっしゃい。
    なるほど、江戸時代のまじないの言葉ですか。
    地震除けとは、ご時世ですね。
    ありがとうございました。

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