青い色の蝶と言えば、中南米原産のモルフォチョウや、日本ではアオスジアゲハなど、大型の蝶を思い浮かべる人が多いと思います。
割と何処でも見られ、一般の人はあまり気にも留めないシジミチョウの一種「ヤマトシジミ」も、小さいけれど美しい青い羽を持っているんです。
羽を閉じているときは、灰色に黒の斑点がある地味で目立たない蝶です。
でも、広げた羽の上面は、なかなか美しい青い色をしています。
ただ、この羽の色は見る角度によって変化します。
角度によっては全く青くない・・グレーに見えることもあって、気付かない人もいることでしょう。
青と言っても、ごく薄いブルーグレーから鮮やかなブルーまで色々に見えるし、写真に撮っても自分が見た印象の通りには写らないことが多いので、大変難しい被写体です。
これは、羽そのものが青い色素を持っているのではなく、「構造色」と呼ばれるものです。
自然界には結構多く、一番有名なのはモルフォチョウの色です。鳥ではカワセミが知られていますが、その他の鳥や虫でも構造色を持っているのは大変多いですよ。
キジの雄やハトの首周りの色、コガネムシの色等々・・・
ヤマトシジミは、カタバミが幼虫の餌になるので、市街地でも結構多く見られます。
お暇があったら探してみたら如何でしょうか。
参考サイト→「ヤマトシジミ」
「ヤマトシジミ」という、同じ名前の「貝」もあります。
日本人には昔から味噌汁の実としてお馴染みの「シジミ貝」です。(笑
シジミチョウ、なつかしいです。
子供の頃はたくさん見かけて、大好きでした。
でも、「ヤマトシジミ」という名前は知りませんでした~。 ^^;;
ただ大雑把に「シジミチョウ」と呼んでいたので・・・。(笑)
小さくて、薄い紫が綺麗でかわいらしいですよね。 *^^*
でも、最近、こちらでは、とんと見かけなくなったような気がします。
(モンシロチョウやモンキチョウはたまに見かけるのですが・・・。
気づいてないだけでしょうか・・・?)
写真で久しぶりに見ることができて、なつかしく思いました。 ^^
ちょこわさん、いらっしゃい。
そうですね・・一番普通に見るシジミチョウですから、ただ「シジミチョウ」でも良いと思います。
そちらでは見ませんか?
都会でも割と居る種類らしいですけど・・・
普通にいるはずなのに、
こちらでは最近見かけなくなってきましたね。
蝶だけでなく、トンボなども少ない。
身体が小さいので、飛ぶ距離が短いのかもしれませんね。
exifさん、いらっしゃい。
そうですか・・数が減っているのかな?
カタバミが生えているような雑草の草ッパラには大抵居ると言われて居るんですが・・
今年は暑すぎたかも知れませんね。