アロエの花

年末近くなると、やはり寒さも厳しくなり、如何にも冬らしい八ヶ岳です。
そんな寒さにも関わらず、我が家のアロエが花を咲かせました。
もちろん戸外ではありませんが、暖房の無い2階の廊下ですから、明け方の最低気温は多分2〜3度まで下がっている事でしょう。

伊豆などでは、戸外で群生するアロエにたくさんの花が咲いているのを見たことはありますが、八ヶ岳では戸外での越冬は絶対無理です。
分厚い葉の間からニューっと茎を伸ばして、こんな花補を付けます。
竜舌蘭（りゅうぜつらん）の仲間の特徴ですね。

実は我が家のアロエが花を咲かせたのは初めてではありません。
もう十数年前になるでしょうか、咲いたことがあります。
更にその十年くらい前と・・ですからこれが3回目になります。
アップで見ると、ユリの花にも似ていますね。
先ほど「竜舌蘭の仲間」と書きましたが、ユリ科だったり、アロエ科だったり、分類の仕方が定まっていないようです。

竜舌蘭というのは、アロエを更に巨大にしたような植物で、根がメキシコの有名な酒「テキーラ」の原料になります。
竜舌蘭の花は100年に一度しか咲かないと言われ「センチュリー・プラント」と呼ばれます。まあ、実際は十〜数十年で咲くらしいですが、それにしても滅多に咲かない事に違いはありません。
我が家のアロエは、それに近いかも知れませんね。（笑