久しぶりの過去ログ写真館となりました。
今回から、カテゴリーを「過去ログ写真館/カラー」として独立させたので、タイトルにはナンバーと場所などを表記することにしました。
先ずは、1976年1月に撮影の金沢/卯辰山界隈です。
卯辰山は金沢市東側の丘陵地帯で「卯辰山寺院群」と呼ばれる小さな寺が多い地域で、この写真も寺の鐘楼のようですが、寺の名前までは覚えていません。
普通の家のように見えても、実はお寺だったりとか・・お寺なのにテレビのアンテナがあったり、普通の人が住んでいたり・・よく分かりません。(笑
この山門などは、まだお寺らしく見えますね。
丘陵地帯なので、坂道が多い・・と言うか、坂道ばかりでした。
この道沿いの家も、殆どがお寺だったのかも知れません。
江戸時代に・・お寺は税金(年貢)が安かったとか、何か優遇されたとか、だから皆が家をお寺にしてしまったとか・・そんなことではなかったかと曖昧な記憶。(笑
(調べたところでは「一向一揆対策で、寺をこの地域に集めた」ということです。)
これは、ちょっと大きめのお寺から下る坂道です。
この辺は普通の家なんでしょうかね・・
向こうの方に電気屋さんか何か、店が見えますが。
この建物はかなり大きい方ですが、小さくて古いお寺でも、屋根だけは(失礼!)立派なところが多かったと思います。
黒光りしている瓦・・これが加賀瓦です。
卯辰山に限らず、金沢市内でも、この黒い瓦はたくさん使われていました。
この屋根は結構手が込んでいますね。
家紋も入っています。
こういう屋根は、それなりに由緒あるお寺なのでしょう。
これはお寺ではなく神社です・・って、鳥居があるから分かりますよね。(笑
女の子の着ている、赤いマントみたいな上着が印象的でした。
こういう上着を着た人を金沢市内でも結構見たような気がします。
子供だけでなく大人もです。
この時代の流行か、地域的なものなのかも知れませんが・・
このシリーズは、しばらく金沢の写真が続くことになると思います。
以前の記事は「カテゴリー」からご覧ください。
一番上の鐘楼はかなりボロですね。
30年前でこれなのだから、今は建て替えられているでしょうね。
色が全体的に茶色っぽく劣化している?
わたしも昔の写真を引っ張り出して、デジタルにしたいな〜。
exifさん、いらっしゃい。
上の鐘楼は、当時既に使われていないような印象でしたが、どうなったでしょうね。
色は、例のフジクロームのマゼンタかぶり変色です。
スキャナーの性能も良くないし、色補正をしていますが、このくらいが限界です。
天気も悪かったし、もともと冬の北陸なので、色は暗い感じなんですけどね。