過去ログ写真館/カラー、金沢の4回目です。
今回は有名な「長町武家屋敷」です。
撮影は1976年1月です。
ちょうど冬に行きましたので、武家屋敷の冬の風物詩となっている「雪覆い」をした土塀を写真に収めることが出来ました。
土塀は上に板を並べた屋根があります。
屋根で防ぎきれない土塀の下部に雪覆いを付ける訳ですね。
雪覆いを付けていない土塀も結構多かったのですが、違いはなんなのでしょう。
武家屋敷の集まった地域ですが、もちろん普通に人が住んで生活しています。
結構、観光客以外の地元の人に出会いましたよ。
現在では、人が住まない屋敷を修復して、内部を公開している所もあるようです。
これは、名前は忘れましたが、お寺だったと思います。
門の屋根が独特ですね。
土塀の屋根も板ではなく瓦が使われていますね。
庭に「雪吊り」を施した松の木も見えます。
学校帰りでしょうか?
赤い傘を持った女の子が歩いてきて、近くの門から土塀の中に入っていきました。
道路も当時は普通のアスファルトですが、今は石畳に改修されているそうです。
土塀に連なったような建物は「長屋門」です。
住まいとしての建物ではなく「門」なんです。
もちろん物置になっていたり、その昔は、門番などの使用人の詰め所のようになっていたようです。
上の写真の長屋門を反対側から見たところです。
これだけ大きな門があるということは、位の高い武士の屋敷だったのでしょう。
門の前に立っているのは32年前の私です。
こんな格好で歩いていたんですねぇ・・(笑
参考サイト→「長町武家屋敷跡散策」
今回の使用フィルムは、全てエクタクロームXです。
変色はそれなりにありますが、画像加工ソフトの「自動カラー補正」くらいで殆どは補正できました。
ただ、4枚目のお寺のコマだけは、ブルーが異常に強く被っていて暗部が潰れていました。その暗部を少しでも再現しようとしたため、全体にグリーンが強い不自然な色合いになっています。
このコマだけなので、撮影の時に何かの反射光でも入ったのかも知れません。
エクタクロームは、もともと鮮やかな色の被写体に向くフィルムなので、こういう渋い色合いの冬の北陸の天候は不得意な領域なんですけれど。
おっ、武家屋敷だ。高校の修学旅行で行きましたよ。
初日は新幹線で奈良見学、二日目に金沢でした。
でも武家屋敷休みだったような・・・
さんちゃん、いらっしゃい。
初日が奈良で二日目が金沢ですか・・一度の旅行で行くコースじゃないような・・
まあ、私たちの頃とは交通事情も違うでしょうけれど。
この写真の頃は、内部を公開している武家屋敷は無かったように思います。
雪の降ったあとで、路面が濡れている。
その色の濃くなった路面と武家屋敷が良い雰囲気を出していますよね。
これがピーカンだったらちょっと・・・となったでしょう。
赤い傘を持った子は8歳くらいかな?
そうなると今は既に40歳。
そう思うと時の移り変わりを感じます。
exifさん、いらっしゃい。
そうですね・・天気はちょうど良かったです。
この時は寒くて大変でしたけど。
確かに32年前ですから、私も年取ったし・・(笑