狙われるヤマボウシ

08060702我が家のヤマボウシの花が咲いています。

梅雨時のしっとりとした空気感が似合う木で、光が透ける肉の薄い葉の緑に、マットな感じの花びら(総苞)の白が絶妙のバランスです。

最近街路樹に増えてきた「アメリカハナミズキ」と同属です。
派手さはなく、優しい雰囲気の花です。
08060703高さは10mを越し結構高くなりますが枝葉を横に広げて、夏は涼しい日陰を作ってくれるので、我が家のエントランスでも大切にしている木のひとつです。

この木の枝を、極たまにですが折って持っていく人がいるんです。
生け花でもやる人なら「一枝欲しい」気持ちは分かりますが、人の家の敷地にあるものを黙って持って行くってのは無いでしょう。
08060704せめて一声かけてくれれば、一枝くらい断る理由もないんですけれど。
一度だけ目撃したのは、50代後半から60代くらいの品の良さそうな女性でしたが・・
世の中、おかしくなっていますね。

これは咲き始めの花です。
色がちょっと黄緑色っぽくて、先進むにつれて純白になってきます。
完全に咲ききると、縁に僅かに赤味が差してきて、それもまた美しいものです。

“狙われるヤマボウシ” への6件の返信

  1. 最近やまぼうしを街のあちらこちらで
    頻繁に見るようになりました。
    昔からあったのかな?
    草じゃ無いのだから急に大きくはならないし、
    気がつかなかっただけなのでしょうね。
    写真を撮るようになってから気にするからでしょうか。
    なかなかいいものですよね。
    最近の日本にはモラルが無くなってしまったのでしょうかね?
    本当に身勝手な人が多くなりました。
    敷地内にある母が育てているミニトマトの鉢植え。
    それをじ〜っと見ている人を先日発見。
    何もしないでその場を立ち去りましたが、
    その人がいなくなってからよく見たら、
    もう少しで赤く熟す直前。
    急いでそのミニトマトを他の場所へ移すように伝えました。
    これまで何度か母の育ている実ものがもがれてきました。
    ちょっとだけ囓って捨ててあったり、
    手の届かない場所だけ実が残っている事も。
    しかし、そちらのように地元密着型なのに
    そんな人もいるんですね。
    都会から来た別荘関係の人なのでしょうか?

  2. depthfieldさん、いらっしゃい。
    写真を撮るようになると、今まで気付かなかったものが見えてくるってのは
    本当にその通りですね。
    私はブログをやるようになって、カメラを持ち歩くことが増えたし、それで
    初めて目が向くようになったものもあります。
    しかし本当にモラルが無くなってきていますね。
    地元という意味では、元々地元に住んでいる人はヤマボウシなんか珍しくも
    無いし、人の家のものを無断でとるようなことはしません。
    殆ど顔見知りという小さなコミュニティでは、何処の誰だかすぐに分かって
    しまいますからね。
    無断で枝を折ったり、敷地内の花を摘んだりしていくのは殆どが別荘などの
    人だと思います。
    はっきり言わせて貰えば、団塊の世代か、それより少し上・・多いですよ。
    傍若無人というか、自己中心的というか、モラルがない人。

  3. あらま・・・。
    花泥棒に悪人はいない。
    って言いますけど、
    う~ん・・・。(^~^);
    でも、可愛らしい花ですね。d(^^

  4. くまごろーさん、いらっしゃい。
    私が一度目撃したのは、車でサッと乗り付けて、助手席にいた50代後半から60代くらいの
    年配の女性が、手に植木鋏を持って下りてきて、一枝パチンとやって、サッと乗り込んで
    走り去ったというものです。
    その間、5秒くらいか・・
    私はちょうど仕入れから帰ってきたところで、荷物を運んでいたため何も出来ず・・

  5. そういうけしからん輩は地元の方ではなくて別荘族。
    たしかにそうだと激しく思います。
    その一方で、「別荘族を見たら泥棒と思え」という雰囲気が
    山岳地帯全体に無きにしもあらずという感じもします。
    そうでない別荘族である自分としては、たいへん遺憾に思います。
    たしかにおばちゃんが多いですね。
    この間、拙ブログにも書きましたが、道の駅こぶちざわの信号あたりで
    たらの芽の最後の芽を私の目の前でむしり取って行ったのもおばちゃんでした。
    あんなことしたら木が枯れてしまうのに、そんなことお構いなしなんですね。
    怒りで頭がクラクラしました。
    うちの実家(信州)も、裏に植えてあるゴーヤをババアに持って行かれました。
    ミニトマトも熟す端からもいでいくし、
    地面に刺してあったソーラーライトも持ち去られました。
    犯人は近所のおばちゃんです。(←目撃した)
    こういう人は、売ってるものでなければ何でも持って行っていいとでも思ってるのでしょうか。
    モラルの崩壊(というかもともとない)も悲しいけれど、
    別荘族ということで一括りにされるのも少し残念です。
    仕方ないんでしょうけれど。

  6. yannさん、いらっしゃい。
    別荘族で一括りにはしたくないですね。
    私もそう思います。
    年代的には・・もちろん年代で一括りにしたくはないし、立派な方も大勢居ます。
    それは「大前提」として、敢えて言わせて貰えば・・団塊の世代か、それより少し上・・
    我が人生の先輩方を悪く言うのは残念ですが、どうしようもない現実です。

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