BiNDを使う

08062001こちらでご紹介した「BiND for WebLiFE」です。
この前はパッケージの紹介みたいなものでしたが・・
今回は実際に使ってみた上でのレポートです。

グラフィックもインターフェイスもキレイですよ。
その代わり、多少動作がスローな感じはありますね。
08062002起動するとサイトシアターという画面が出て、色々なデザインのカテゴリー(テンプレートのグループ)が選べます。
それはメーカーのサイトからダウンロードで追加されるなど、ユーザー向けサービスもあります。
08062003例えばこんなカテゴリーを選んだとします。

このカテゴリーの中には、トップページ用、記事ページ用、アルパム用などのテンプレートがまとめられています。

それぞれのページは「ブロック」という単位に分かれていて、そのブロック毎に「スキン」を選んだり、背景色を変更することも出来ます。
ページ全体の背景色も変えられます。

やつねっと」のトップページはこのカテゴリーの中にあるフォトアルバム用テンプレートで作りました。
08062004元のテンプレートデザインとはかなりイメージが違うでしょう。

テキスト表示のタイトルバナーのブロックを写真に変えたり、メニュー構成のスキンと背景色を変更したり・・
このくらいまでなら、BiNDの標準機能で十分出来るんです。

「テンプレート式のホームページ作成ソフト」というと、なんとなく「決まり切ったデザインしかできない」と思ってしまいますよね。
BiNDの場合も、テンプレートそっくりのデザインで良ければ、写真と文章を差し替えるだけで簡単にホームページが作れます・・まあ、それが売りのソフトではありますね。
でも、スキンを変更したり、背景色を変えたり、ブロックの追加や削除など、手を加えることで・・テンプレートで作ったとは思えないデザインに変更することも出来ますし、それもBiNDの売りです。

ポイントは・・オリジナルの変更を加えた後のデザインを想像してテンプレートを選ぶ・・という事でしょうか。
すんなりとオリジナルデザインに持って行くためには、それなりの勘と経験が必要かも知れません。

問題点もあります。
スキン毎にテキストカラーは決まっているので、同一ページ内に複数のスキンを使用したブロックがある場合、リンクカラーなどがページ内で不統一になってしまう事があります。
これはユーザビリティの面で良くないです。
背景色を変えるのと同じように文字色の変更もできれば良いのですが、BiNDの機能では簡単に変更する方法がありません。

必要な場合は、CSSファイルをテキストエディターで開いてスタイルシートの記述を訂正する事になりますが、BiNDというソフトの性格を考慮した場合、一般ユーザーにはお薦めできることではないですね。
その辺のことも含め、次回にはメーカー非推奨の裏カスタマイズをしてみましょう。(笑

メーカーの公式サイト→「BiND for WebLiFE
くまぶろの関連記事→「ニュータイプのWEB制作ソフト
          「Dreamweaver CS3
          「ホームページ作成ソフト

“BiNDを使う” への3件の返信

  1. これを使ってサイトを作り直そうと思っているのだけれど、
    なかなか取り組めない。
    裏技楽しみです。

  2. depthfieldさん、いらっしゃい。
    今までのホームページ作成ソフトとインターフェイスがかなり違うから、
    最初はなかなか取っつきにくいですね。
    裏技の方はまだ記事を書いていないので、しばらくお待ちください。

  3. BiNDをカスタマイズ

    「くまぶろ: BiNDを使う」の続きです。基本的なリポートは、前回ザッと済ませました。今回はカスタマイズの話をしましょう。

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