感性と理論の狭間で・・

08072002この手の書籍は割と買う方だと思います。
内容は、既に知識として持っているし、感覚的にも既に身について実践している事が多いのですが・・

日常の仕事として、自分がやっていることの確認と言うのでしょうか・・
最新の情報や流行を仕入れるということもありますが、それよりも、普段自分が感覚的に実践しているものが理論的に正しいかどうか「他人の理論で見直してみる」という感じだと思います。

デザインというのは、9割方は理論で作れるし理論で説明できます。
残りの1割の、感性、独創性といった感覚的な部分が大事なことは言うまでもありませんが・・
エジソンが、発明は「1%のひらめきと99%の汗」と言ったのと似ているかも知れません。
1%のひらめきがなければ、いくら汗をかいても発明は出来ないのと同じで、1割の感覚的な部分を湧き出させる訓練をしているデザイナーなればこそ、残りの9割を理論で作れるし理論で説明出来るデザインになるんです。
デザイナーって言うと、芸術家と同一視している方も多いようですが、結構違うんですよ。
デザイナーは、クリエイターであり、アーチストでもあるとは思うけど、エンジニアである部分も大きいわけです。

まあ、普段はそんなに難しく考えず「こんな感じがいいじゃん」とかやってる訳ですが・・
自分が「いいじゃん」って作ったものには責任もありますからね。

“感性と理論の狭間で・・” への2件の返信

  1. MdNの本ですか?懐かしいですね。
    現役で??DTP始めた頃にはMdNの本にはお世話になりました。
    なんせDTPの事なんかぜんぜん知らなかったから・・・
    今?パソコンは趣味にとどめています。

  2. さんちゃん、いらっしゃい。
    私が東京でグラフィックやっていた頃は、MdNはおろか、パソコン自体が
    世の中に存在しませんでしたから・・(笑
    私のMacは自己流・・本当の初歩だけは知人に教えてもらいましたが・・
    なので、MdNをはじめ、あらゆる本に世話になっていますね。

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