明治の学校


明治期に建てられた学校「津金学校」です。
明治、大正、昭和の校舎が並ぶ「三代校舎」としても知られていますね。


藤村式と呼ばれる擬洋風建築で、洋風建築のデザインを日本の在来工法で建てたものです。
明治の文化遺産として重要なものです。


内部は昔の学校関係の資料や、机、椅子、オルガンなど色々なものが展示されています。
一階の元校長室だったところがカフェになっていて、レトロな雰囲気でお茶を楽しめます。


西側の壁面です。この面は窓も戸口も普段は閉まっています。
青いペンキがちょっと褪せていますが、漆喰壁はきれいですね。
正面の玄関周りの丸柱や、屋上の太鼓楼の漆喰など、少々痛みも目立つようになってきました。
今年は台風の影響などもあったのでしょう・・早急な修復が望まれます。