ツリガネニンジンの花です。
特徴的な釣り鐘型の花なので、すぐに分かるでしょう。
小さくて優しげなブルーの花です。
キキョウ科なので、食用の人参（セリ科）とは全く違いますし、薬用の朝鮮人参（ウコギ科）などとも縁はありません。
江戸時代の頃、生薬として輸入されていたチョウセンニンジンがあまりにも高価なので、日本の植物で代用できる物がないか探した事があるそうです。
その時に、人参状の根を持つ植物に「○○ニンジン」という名前がつけられたという話です。
もちろん、チョウセンニンジンのような薬効成分を持つ物は発見されなかったのですが・・