駐車場から白駒池まで、原生林の中の道を歩きます。
「昼なお暗い」という表現がピッタリですが、それでも晴れた日には森の中まで陽の光は射し込んでくるものです。
明と暗・・光と影のコントラストが、この森を美しくすると同時に、神秘的にも不気味にも見せています。
この森の木は、シラビソ、コメツガなどの針葉樹が多いです。
そこに、ダケカンバ、ナナカマドなどの広葉樹が結構混ざっています。
だから、射し込んでくる光の表情に変化があるんです。
上を見上げると、結構明るく感じますよね。
でも、大木の根元に射し込む光は・・
肉眼ではもう少し明るく見えるんですが、カメラを通すと・・
そう、こんなものなんですね。
雪の重さで折れたか・・引き裂かれたような形で残る株。
苔むして樹種さえ定かではありません。
ファンタジーに登場する、魔物の住む山のようですね。
こちらはもう少し明るいですね。
充分光が届く所では、緑の苔が広がり、小木が葉を広げています。
陽の光は、時間を早く進めるようです。
この森の暗さと明るさが、次の世代の森を育てているのでしょうね。
「秋の白駒池」を訪れた時に撮った写真です。
白駒の森の写真はまだあります。追々掲載していきますのでお楽しみに。
最後の写真!
苔が生えていると、本物の森という気がします。
朝霧圭太さん、いらっしゃい。
この森の特長は、倒木や立木の根元を絨毯のように覆う苔なんです。
次回は苔の写真を中心に載せますね。