大いなるシルクロード

08111103平山郁夫シルクロード美術館で「平山郁夫と大いなるシルクロード」展が新館完成記念として開催されています。
北京やパリで公開された作品を八ヶ岳で見ることが出来ます。

絵のない展覧会・第一夜」では、展示室が会場となったので、バックに作品が並んでいるのが見られます。
シルクロードを行くキャラバンの姿が描かれた作品群・・東(右)からは昼間の太陽に照らされた赤い沙漠を・・西(左)からは月夜の青い沙漠を・・中央に、古代ローマの遺跡フォロ・ロマーノという展示が見事です。
是非ご覧になることをおすすめします。

「平山郁夫と大いなるシルクロード」
日時・開催中〜12月15日まで(火曜日休館) 10時〜17時
入館料・大人1,000円 高齢者(70才以上)900円 大学生高校生700円 中学生小学生500円
場所・JR小海線甲斐小泉駅前  問い合わせ・TEL 0551-32-0225
公式サイト・平山郁夫シルクロード美術館

最後に私のお気に入りを・・
「欧州写生絵巻」・・1962年、32才の平山画伯がヨーロッパ留学の時に描かれたスケッチです。
全338点のスケッチを19巻の絵巻物にまとめられているそうですが、今回はその内のイタリアとフランスの4巻が展示されています。
現在の重厚な作品ももちろん素晴らしいですが、若い感性で描かれたフィレンツェやベネチアのスケッチに、また別の魅力を私は感じました。