山番の仕事

09121201午前10時少し前でプラス3度ですから、この季節としては暖かい方です。
冬の地域奉仕作業の一つ、山番に行ってきました。
詳しい説明は4年前の記事「山番」をどうぞ。

昨冬は、一度も回ってきませんでしたが、今年は初っ端に来ました。
まあ、まだそれ程寒くないので、早くて良かったですけどね。(笑
09121202山番小屋の周辺が多少整備されました。
道路からの上がり口にコンクリートの階段が出来ました。
ちゃんと手摺りも付いていますよ。(笑
09121203もちろん階段下のスペースに車を止めて良いのですが、道路にギリギリはみ出しそうなので、私は少し先の林道の入り口に止めました。
一般車通行止めの手前なので、ここに止めて邪魔になることはありません。
09121204林の中を歩いて小屋に向かいます。
歩くと言っても、1分ですけどね。(笑
小屋の軒下には、薪の束が沢山積み上げられています。
09121205小屋の鍵を開けて中に入ります。
先ず、何はともあれ、ストーブに火を付けなければなりません。
新聞紙と細い枝を少し入れて火を付け、そこに薪を載せます。
このストーブは火付きが良いので、問題ありません。
09121206小屋の鍵や、当番帳と一緒に、こういう「当番札」というのが、前日の人から回ってきます。
当番札は「赤」と「黒」があり、それを交互に掛け替えます。
私は赤札を持ってきてここに掛け、ここに掛かっていた黒札を明日の人に廻すんです。
確実に当番を受け継いでいることの証明ですね。
小さなストーブですが、薪の火力は強いので、すぐに暖かくなります。
あとは決められた時刻に鐘を鳴らすくらいで、殆ど仕事はありません。
もちろん入山者がいれば、台帳に記入したり、防火を呼びかけたりすることになっていますが、この寒い時期に好きこのんで山に入る人は居ませんからね。
今年は本を持って行くのを忘れたので、ちょっと暇をもてあましていました。(笑