山梨県立大学・デザイン特別講座を受講してきました。
「つながりを育むデザイン」の第3回で「考え方をデザインする〜一次産業×デザインでつなぐ土佐の地域力〜」と題し、高知出身のデザイナー梅原真さんが講師です。
彼が手がけたものは、店頭に並んだ瞬間から飛ぶように売れていくと言われるそうで、一次産業と地域に関するものしか仕事を受けないのだそうです。
自らの仕事を「地デザイン」と呼び、大企業からの依頼も断り続けているとか。
写真で説明しているのは高知県の十和町の総合振興計画ですが、単に「総合振興計画」とした冊子を作っても、誰もそんなものに興味を持たないが、それを「十和ものさし」と題した事で、数倍興味を惹くものになる・・そんな話をしています。
後半は、山梨県でデザイン関係の仕事をしている若い人とのインタビュー式でした。
ここで説明は出来ませんが、砂浜美術館、島じゃ常識サザエカレー、84プロジェクト、しまんと川新聞バッグ等々、ユニークで魅力的なデザインプロジェクトが沢山紹介されました。
梅原さんの話は、大変惹きつけるものがあり、時間がとても短く感じました。
デザイン特別講座はシリーズだったのですが、今回初めて知って、行ってきました。
もっと早く知っていれば、前の2回も行きたかったです。
山梨県立大学では今後も興味ある講座が予定されているようなので、時間的に都合が付けば受講してみたいですね。
今回の講座のチラシ→「JPEG画像/364KB」
参考サイト→「山梨県立大学」
「山梨県立大学地域研究交流センター」
「四万十とおわ道の駅」
「四万十川新聞バッグの作り方」
なかなか面白そうですね。
デザイナーってどうしても大きな企業サイドへ
目が行ってしまうけれど、
そうじゃないアプローチもありますよね。
どちらにしても行けないから良いのだけれど、
こういう情報って私のようにネット漬けの人間でも
目にする事がありません。
検索で探すとかとは別に
自分が欲しい有益な情報ってどうすれば
目にするようになるんだろう・・・。
flipperさん、いらっしゃい。
ちょっと簡単には説明しにくいけど、なかなかいい話を聞けました。
私みたいに地域興しみたいな事に関わってくると、何でも「東京が一番」的なデザインは、
どうしても受け入れ難い場合が多いんです。
いや、東京っぽいデザインの方が格好いいと言われるんだけど、それは違うだろうと、私は
思うので・・
もっと早く知っていれば良かったと思いますけど、確かにこういう情報は目につきません。