冬の鉄路

10020503冬の夕刻。
空は明るくても、すでに陽は山陰に落ちています。
凍てついた線路が、雪の中を真っ直ぐに続いています。



列車は40分も前にここを走り抜けていきました。
信号機の橙色の灯が彼方に見えます。
10020504小海線は、陸橋の向こうで中央本線と合流し、左へカーブしていきます。
沢山の信号機が、こちらを見つめているようですね。
列車の轍で磨かれたレールを、橙色の光が照らしています。
そこだけ、少し暖かいような気がします。
小海線の、冬らしい写真を撮ろうと思って出かけていったんですよ。
この寒いのに、よせばいいのにねぇ。(笑
いやぁ、何しろ真冬日だったもんで、猛烈に寒かったですよ。