鳶の狩

10050801空を旋回していたトンビがサーッと滑空してきて、田圃の水面にチョンと脚で触れたと思ったら、ゆっくりと羽ばたきながら上昇していきました。
そう・・カエルを捕らえたんです。



写真は私の前を通過する一瞬です。
獲物にとどめを刺す・・その一瞬を捉えることが出来ました。
100508025月の大曲り・臨時列車編」の写真を撮りに行った時です。
列車を待つ間、上空を飛ぶトンビをレンズで追っていたんです。
まさか目の前で狩が行われるとは思いませんでしたけれど。
10050803滑空しながら、獲物を探しているところです。
翼を広げ、指のように大きく開いた風切羽が風を捉えます。
風の状態により、相当長い間羽ばたかずにいることが可能です。
10050804小海線の大曲りの辺りを縄張りにしているトンビは数羽います。
2月の「」の写真もここで撮ったものです。
もしかしたら、同じ個体かも知れないと思って居るんですが・・いや、根拠はありません・・何となくです。
トンビは、狩の方法が高度に発達する前の原始的な狩猟方の猛禽です。
それがカエルを捕らえただけで「おっ、やった!」と感じるくらいなんですから、ハヤブサや、オオタカ、イヌワシの狩なんか見ることが出来たら素晴らしいでしょうね。

“鳶の狩” への2件の返信

  1. ハヤブサ、オオタカ、イヌワシとか自分の回りで見る事はありませんが、
    トンビはやたらと見ますね。
    人間の食べているお弁当とかも持っていってしまうらしいですし、
    カラスと同じように人間社会の環境に適応して生き延びるタイプなのでしょう。
    捕食の様子を見る事が出来て良かったですね。

  2. flipperさん、いらっしゃい。
    トンビを「やたら見る」というのがどの程度か分かりませんが、確かに都会に近い方が
    人間の出すゴミを食べられるから、増えてしまったのでしょう。
    多分、この辺りの方がトンビの数は少ないのではないかと思います。
    決して珍しくはないですけどね。
    昔から「トンビに油揚げさらわれる」と言うくらいで、人間の食べ物を奪うことは珍しく
    なかったのだと思います。
    カラスやハトと同じで、増えすぎれば問題が起きますね。
    トンビ以外の猛禽は、この辺に住んでいても目撃する機会は多くありませんよ。
    オオタカは何回か見ていますし、イヌワシも今までに1回だけ見ました。
    残念ながら、ハヤブサは一度も目撃していません。

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