白駒池へ・1

白駒池へ行ってきました。
国道299号沿いにある駐車場から原生林の中の道を歩きます。
徒歩15分ほどの距離ですが、写真を撮りながら40分程かけて歩きました。

標柱に「白駒の池」と書かれていますが、白駒池（しろこまいけ）と呼ぶのが一般的です。

「くまぶろ」には毎年記事をアップしていますから、ご存じの方が多いでしょう。
道の両側の林床は、苔に覆われています。
木の密度によって明るいところと暗いところがありますが、ここは比較的明るい方です。
倒木があったり、根の下の土が流されて洞になったりしています。
倒木に種が落ちて芽生え、幼木が大樹となり、それが倒れ、朽ちて土になる・・
そんな事が長い年月繰り返されてきた森です。
樹種はコメツガやトウヒが多いです。
一部広葉樹も混ざっていますが、それは限られています。
今日は特に野鳥がたくさん鳴いていました。
森に入って最初は傾斜の急な木道を登り、途中から石のごろごろした道になります。
ちょっと歩きにくい場所もありますが、概ね道は良好です。
もちろん道をそれて森に入るのは絶対に禁止です。
苔が一面に生えた倒木や石。木の根や洞の複雑で面白い造形。
それらを見ながら、写真を撮りながら歩くのは、時のたつのを忘れます。

今回はたくさんの写真を撮ったので、何回かに分けてご覧いただくつもりです。