これ・・何だか分かりますか?
ちょっと分からないでしょうね。
材料は、ストローと古いクリアファイルです。
はさみで切って、テープで止めただけという簡単なものです。
しかし、これがなかなかの優れものなんですよ。
そう・・鉄道模型のジオラマにバラスト(線路の砂利)を撒くための道具です。
バラストは細かいので、指でつまんで撒いても、スプーン等で撒いても、余計な所まで散らばってしまいます。
そこでこの道具・・写真のように線路の近くに当てるようにして撒くと、とても具合がいいです。
それでもある程度は広がりますが、このくらいなら問題ありません。
線路の左側は、木工用ボンドを水で薄めてスポイトで垂らしたところです。
ボンドが乾いてから、ジオラマを逆さにすれば余分なバラストは落ちてしまいます。
このストロー・・途中で曲がるやつなんですが、一番上の写真に延長する事が出来ます。
こうすると、建物と建物の間の狭い所の奥へ、地面や草用のパウダーを撒くのに使えます。
見てくれは良く無いですけど、これが有ると無いとでは、ジオラマの仕上がりが違います。
もちろん作業時間の節約にもなります。
何か「ものを作る」ときに、手元にある道具を利用したり、道具を買ってきて作るのは、今では普通の事です。
でも、昔の職人たちは、自分の使う道具は自分で作ったり改造したりしていたんですよね。
この場合はパートワークの鉄道模型ですから偉そうな事は言えませんが、もの作りの好きな人は何かしらこういう工夫をするものだし、だからこそ上手く出来るのだろうと思います。
ご無沙汰しています。
ふむふむ、考えましたね。
確かに細かい物は扱いが難しい。
工夫って大事ですね。
flipperさん、いらっしゃい。
なかなかでしょう。
自分で想像していたより使いやすくて、スムースに作業が進みました。
ジオラマの地面を作る・1
バラストを途中まで撒いてしまったんですが、地面の下地を先に作った方が良いと気付きました。 「鉄道模型少年時代」で説明されている方法では地面を…