ジオラマの藁葺き屋根に手を加える

10091301鉄道模型少年時代」のジオラマには藁葺き屋根の農家があります。
割と大きくて目立つ建物ですが・・
屋根が「如何にもプラスチック」という感じ・・



まあ、Nゲージのキットとしては仕方の無い所ですが・・
ちょっと手を入れてみる事にしました。
10091302使ったのはこれ・・「フィールドグラス」という商品名で鉄道模型用に販売されています。
植物の繊維を 7cmくらいの長さにそろえたものです。
このまま屋根に貼付けるのは大変なので、アルミトレイの上に広げ、ボンドの水溶液で固めてみました。
乾くと、右側の「畳鰯」みたいなシート状になります。(笑
10091303それをハサミで切って、屋根の形に合わせて貼り付けます。
ちょっと薄い部分や、屋根の角の部分には、後から繊維を補充すると良いでしょう。
何しろ、あまりキチッとしてしまわない方が、藁葺き屋根らしく仕上がります。
10091304ボンドが完全に固まったら塗装です。
塗料は何でもいいですが、私は手持ちのリキテックス(アクリル絵の具)を使いました。
イエローオーカー、ホワイト、バーミリオンの3色を混ぜて基本色とし、バーントシェンナとビリジャンをアクセントとしてムラが出るように塗りました。
ちょっと彩度が高い(鮮やかすぎ)ですが、後からウェザリング(汚し処理)をするつもりなので、今はこのままにしておきます。
こういうのは感覚的なものなので、各自の工夫で良いと思います。
もちろん、付属品のままでも悪いとは思いませんが、少しずつでもオリジナリティーを出して行ければ、その方が楽しいですからね。