
山梨県立美術館で最近まで開催されていた企画展。
既に終了しているが、私にとって大きな意味があったので。

「岩燕」近藤乾年。伝統的日本画に見えるが、大樹の幹をぶった切る構図や精密描写は決してただの日本画とは言えない。

「一条戻橋」近藤浩一路。この世とあの世を分かつ境という物語性を表したイラストレーション的な作品とも言える。

「美ヶ原」望月春江。如何にも日本画的と言えなくはないが、霧に見え隠れする高原がデザイン的に描かれている。

「浦のはつ夏」穴山勝堂。点描的な技法が用いられ、如何にも日本的な風景なのに洋画のように濃く鮮やかな表現となっている。
正直に言えば私はあまり日本画に関心がなかった。その美しさや技法の素晴らしさはわかっていても、日本画というものに対してあまり興味がなかったのだと思う。
今回の展示を見てだいぶ考えが変わったのだが、それについては次回に書こうと思う。
次回に続く。

