碓氷峠鉄道文化むら 6


「碓氷峠鉄道文化むら 5」の続き。これはソ300形貨車で操重車という分類になる。
普通の操重車は事故復旧などに使うクレーン付きの車両だが、これは違う。


橋桁架設工事専用で、巨大な橋桁を橋脚上に架ける作業をする。全長27.5mで、自走用エンジンを持っている。


これはDD53形ディーゼル機関車。ロータリー式の除雪用機関車だが、積雪期以外は未電化幹線での列車牽引に使われた。


専用のロータリーヘッドを接続すると全長は26.6mになる。ロータリーヘッド上の運転席から機関車本体の遠隔操作ができる。


除雪幅は6m・5m・3.5mの3段階で選択できる。除雪能力は毎時1万t以上(最大1万4千t)と強力で、そのハイパワーが仇となり、投雪が「窓ガラスや屋根瓦を破損」「民家の室内にあったピアノを破壊」といったトラブルもあったらしい。

次回に続く。

“碓氷峠鉄道文化むら 6” への2件の返信

  1. こんばんは。
    除雪車。
    鉄道文化村で姿を見ることが出来るくらいで、
    実際に稼働してるとこなんて、
    絶対に見ることの無い車両ですね。
    映像で見るだけですが、あの迫力はスゴいですね。(^_^ゞ

  2. くまごろーさん、いらっしゃい。
    そうですね。
    私も稼働中の姿は見たことがないです。
    停車中は昔何度か見たのですが、その頃はロータリー式は無くて、ラッセル式でしたから黒一色で地味でした。

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